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入院仲間をブロックした話

初めてだ。
はじめて、入院中知り合った友達とお別れした。

きっかけは、私がSNSに病院のカフェの写真を上げていたことだ。
その子はNとしよう、Nは、SNSに病院の写真を上げるのは良くないと注意してきた。
私は、写真を上げるのは確かに良くないと理解しながら、聞かなかった。

私が、Nの事を「めんどくさい」と思ってきたからである。

Nは、所謂毒親育ちでまだ若い。とっても若い。
私や他の子に
「生きるのがしんどい」
「しにたい」
「飛び降りたら死ねるかな」
などと、これら以外にも、かまってちゃんラインを何度も繰り返した。
私には、
「あなたは親の理解があって羨ましい。その事を感謝しなければならない。病院まで送迎して貰ってる事も感謝しろ」
と病みラインを何度も送ってきた。

私は、なぜ、Nにこのように偉そうな事を言われるのか理解できず、Nは若い、私はアラフォーだと苦い思いもした。
そう、私はアラフォーなのだ。
アラフォーが、若い子に何でここまで八つ当たりされなきゃいけないのか。

私はNをブロックした。

それから数週間後の今日、Nにラインをした。
入院仲間のEと連絡が取れなくなり、心配だったから、仕方なくである。
なんだかんだあり、ブロック期間のNのメッセージを読めていなかった事もあり、
「Eと連絡が取れないからって、私にラインしてくるの不愉快」
と言われてしまった。
あなたにラインしても、どうせ病みラインが返ってくるだけでしょう!?!
私は言いたかった。
だが、
「ごめんね。じゃあさよなら」
と送った。

私と彼女の相性が合わなかっただけだろう。
昔、入院仲間さんに「ライン教えて」と言ったら、
「精神病院でライン交換して、良いことがひとつもない。だからライン交換は出来ない」
と言われた事がある。
(ちなみにその人にはのちにTwitterでもブロックされた)

私は、こうゆう事なのかと実感した。

精神病院は病んでる人の病院。
かまってちゃんの巣窟。
もちろん、私もかまってちゃんだ。
それは弁えている。

ただ、合わない人とお別れをした。
私は多大なるイライラとストレスを感じたが、2日ぶりにシャワーを浴びて、スッキリした。

仲良くなっても、合わない人もいる。
私の経験則になった。

彼女にはまだまだ言いたい文句もあったが、病んでる人に文句を言っても無駄だろう。

彼女と私は、合わなかったのだ。

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