見出し画像

宇宙杯に投句いたします


空つぽの我を満たせよ春の雨
愚痴一つ聴いてくれぬか柳の芽
うつむいて明日を見つけて福寿草

からつぽのわれをみたせよはるのあめ
ぐちひとつきいてくれぬかやなぎのめ
うつむいてあすをみつけてふくじゅそう

すれ違うことすら無かったアポロ杯、通りすがりにチラ見していくつかの句にスキだけつけた白杯、仲良しのnoterさんが参加されて興味津々、投票のスキと少しだけコメント残してみた、ささ杯。
俳句に目覚めて早一月、勇気を出して宇宙杯に投句してみる。初めての経験。ドキドキするけれど、初めては1回だけ。よろしくお願いします。

1句目、少し落ち込んだときに読んだ句。自分には何も無いな~って。春の雨は優しい。慈雨に縋る。

2句目、俳句幼稚園で紫乃先生が出して下さった季語・柳の芽、愚痴を言いたいことがあって、口に出すと差し障りが出ちゃうようなこと、池の畔の柳なら聞いてくれるかな~って感じ

3句目、これは、俳句らしきもの。俳句幼稚園の入園前に福寿草をみて感じたことを自分勝手に五七五に当てはめた。後で歳時記を見て福寿草は新年の季語と知った。俳句としては残念、季語を生かしていないから。
だけど、宇宙杯の懐の広さに委ねる。路地に咲いてる福寿草は下を見ないと見つけにくい。下を向きたい気分ではあるけれど、健気に咲いてる黄色い花に勇気づけられてそれでも頑張ろうって、その時の素直な気持ちを詠んでみた。
今回の3句は、自分の弱さを見つめたり、感情の動きとか、内省的な感じ。強くなくても良いよね、って思う。

俳句って奥が深くて、広い。望んで努力して研鑽すれば、すごくすごく高い所に行くことができそう。でも、間口も広く開放されている。高さ,深さを目指さなくても、楽しんで長く続けることもできそう。マイペースで楽しむこと、息切れしないで続けること。今はここが目標。