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61歳FIRE生活【調子良過ぎの投資生活】24.6.20 Thu.

20代前半に証券会社に勤める友人の勧めで、50万円ほどの投資信託を買って痛い目にあった。もちろん友人には何の罪も無い。今思えば、相場が悪かっただけだ。

それ以来投資から遠ざかっていたが、40歳を過ぎた頃からチマチマと国内個別株式を買い始めた。
大手法人顧客を担当する営業だった僕は、「何となく素敵だなあ」「この会社なら就職したいなあ」などと思える顧客の株を、最小単位で買っていた。

当然株価は気になるし、買った会社の決算は調べるし、株主総会で役員に会えるし、法人営業職としては一石二鳥・三鳥だった。但し、ほとんど儲けることはできなかった。

40代後半になり、「長期・積立・分散」という投資手法を知り、米国や全世界を対象とする投資信託やETFに移行していった。
今とは真逆の強烈な円高を何度か経験し、ドル資産を増やすことも意識した。

もちろん、生活を脅かすような無茶な投資はしなかったし、自分なりにリスクをヘッジする工夫もしてきた。リーマンショックやコロナ禍など、ひたすら耐える場面にも遭遇したが、何とか危機を乗り越え、ほぼ順調に投資成果は上り続けた。

しかしだ、直近一年の投資成果の上昇には、さすがに不安を感じずにはいられない。あまりにも上出来なのだ。
投資資産が増えることはうれしいが、ここまで急ピッチだと不安でしかない。

僕は大半をドルで運用しているので、円安の恩恵が大きいことは分かっている。いつかは円高ドル安へのしっぺ返しが来るだろう。
ドル資産で円を買い戻すか。いやいや誰も為替なんて予測できない。

下がっても不安、上がっても不安な投資生活。
不安だからと言って、「長期・積立・分散」投資家には、とるべき手段も特にない。ただ淡々と継続するのみ。

大げさだけど、精神力が試されているような気がする。

61歳、投資引退年齢に近づいているが、あと4年半、新NISAだけは満額埋め尽くしたいのだ。

定年を迎えた皆さんは何歳まで投資を続けますか?

つづく。


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