![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144645078/rectangle_large_type_2_e5f9691b39f21582ac547e10a1d7f9ff.jpeg?width=1200)
61歳FIRE生活【調子良過ぎの投資生活】24.6.20 Thu.
20代前半に証券会社に勤める友人の勧めで、50万円ほどの投資信託を買って痛い目にあった。もちろん友人には何の罪も無い。今思えば、相場が悪かっただけだ。
それ以来投資から遠ざかっていたが、40歳を過ぎた頃からチマチマと国内個別株式を買い始めた。
大手法人顧客を担当する営業だった僕は、「何となく素敵だなあ」「この会社なら就職したいなあ」などと思える顧客の株を、最小単位で買っていた。
当然株価は気になるし、買った会社の決算は調べるし、株主総会で役員に会えるし、法人営業職としては一石二鳥・三鳥だった。但し、ほとんど儲けることはできなかった。
40代後半になり、「長期・積立・分散」という投資手法を知り、米国や全世界を対象とする投資信託やETFに移行していった。
今とは真逆の強烈な円高を何度か経験し、ドル資産を増やすことも意識した。
もちろん、生活を脅かすような無茶な投資はしなかったし、自分なりにリスクをヘッジする工夫もしてきた。リーマンショックやコロナ禍など、ひたすら耐える場面にも遭遇したが、何とか危機を乗り越え、ほぼ順調に投資成果は上り続けた。
しかしだ、直近一年の投資成果の上昇には、さすがに不安を感じずにはいられない。あまりにも上出来なのだ。
投資資産が増えることはうれしいが、ここまで急ピッチだと不安でしかない。
僕は大半をドルで運用しているので、円安の恩恵が大きいことは分かっている。いつかは円高ドル安へのしっぺ返しが来るだろう。
ドル資産で円を買い戻すか。いやいや誰も為替なんて予測できない。
下がっても不安、上がっても不安な投資生活。
不安だからと言って、「長期・積立・分散」投資家には、とるべき手段も特にない。ただ淡々と継続するのみ。
大げさだけど、精神力が試されているような気がする。
61歳、投資引退年齢に近づいているが、あと4年半、新NISAだけは満額埋め尽くしたいのだ。
定年を迎えた皆さんは何歳まで投資を続けますか?
つづく。
記事を読んでもらえたことが素直にうれしいです。この記事が何かのお役に立ち、サポートいただければ感無量です。 これからも、アラ還パワーで元気が出る記事を発信していきます。コメントや他メディア(Xなど)への引用も、ぜひお願いします。