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初秋のくだもの

みなさん、こんにちは。

ここ数日、朝起きると少しひやっとしたり、のどの乾燥を感じるようになりました。

窓越しの空気や日差しや空も、夏のじりじりとした色の濃いものではなくなり、「あぁ、秋に進んでいるんだな」と思います。

秋は、五臓の一つである「肺」とつながりの深い季節です。

肺は呼吸からエネルギーを取り入れるだけではなく、水分の循環に関わり潤いをコントロールするととらえられています。

ですから、冷えや乾燥によって肺が弱ると、風邪を引きやすかったり、肌のトラブルが出やすかったりします。

肺は大腸ともつながりが深いので、便秘なども招きます。

また肺は悲しみの感情と結びつきが強いので、秋は落ち込みやすくなったり、感情的になりやすい季節でもあります。

「秋は潤い」というと、ついついたくさんの水分をとろうと考えることがあります。

しかし飲料からの水分が、そのまま体の潤いになるのではないので要注意。

潤いは食材からとる、というのも一つの方法です。

今日は潤いの食材の代表として、酸甘味という「味」に潤いを含む「くだもの」についてまとめてみました。

ほてりやのぼせ、むくみやじゅくじゅくのある人は、温めや潤い食材をとると悪化することがあります。

そういうときは、体の中の余分な水分や熱をとる食材を選ぶと良いでしょう。

「乾燥の秋は潤い!」「良いものだけをお腹いっぱい食す」のではなく、そのときどきの調子や体質に合ったものを、ちょっとずつ選んでみてはいかがでしょうか。

今日も最後までありがとうございました。


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