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老眼になっても苦痛なく本を読む方法

最近、目が疲れて、本を読むのが億劫になってきました。これを解消すべく試している工夫をお話します。

スマホ読書は意外とラクチン

私の母は とても本が好きな人でした。週に一度は図書館に行き、5冊ほどの本を借りて来て読んでいました。

今の私の年齢(50代半ば)のころには、「近くの図書館にある(読みたい)本はもう全て読んでしまったので、最近は遠くの図書館まで足を運んでいる」と驚異的なことを言っていたことを思い出します。 76歳で他界するまで、本を読み続けた母でしたが、70歳を超えたあたりからは、「目が疲れる」と言って 読書のペースも 落ちてしまったようです。

私の読書好きも母の遺伝なのでしょうか。よく本を読みます。ところが私も、 老眼になり、 電車の中で本を読むのが辛くなってしまいました。 本当は紙の手触りや活字が好きなのですが、今ではKindle をスマホに インストールして 文字を拡大して 読んでいます。kindle ペーパーホワイトも持っていますが、スマホのほうが荷物にならず、また、持ち忘れることもありません。また、画面を明るくすると、コントラストが強くなって一層読みやすくなるのです。おそらく目の健康にとっては良くないのでしょうが。 

ただ、欠点は、レイアウトが崩れてしまうということ。ですから、スマホで読むものは、もっぱら小説などの、図や写真などがないものに限っています。

本を耳で聞く方法

この先年齢を重ねても、苦痛なく本を読み続けられる 方法はないものか、といろいろと検索してみて発見したのは、本を聞く という方法です。

① オーディブルなどのオーディオブックを購入する。でも、これは、価格が高く、種類も少ないのが残念なところです。

② Androidのトークバック機能を使って 本を 読み上げてもらって聞く という方法。これは、勝間和代さんがYouTubeで紹介しています。

この方法で、自分でオーディオブックを作ってみました。電車の中で本を読む(聞く)ために使いたいので、勝間さんも推奨しているように、ICレコーダーに録音してみたのです。

ところが、これがなかなかうまくいきませんでした。その理由は以下の3つ

①スマホでトークバック機能を使うと、メールなどの通知があるたびに止まってしまうので、kindle専用にタブレット端末が必要です。
②古ーいタブレットを引っ張り出して使ってみたのですが、新しいトークバック機能が使えない。Android6.0以上が必要。
③ICレコーダーは、「シンクロ録音機能」(無音になると自然に録音が止まる機能)が入っていないと、本を読み終わってもずっと録音し続けてしまいます。

私の場合は、安いタブレットを新調し、また、ICレコーダーは昔使っていた古いものに「シンクロ録音機能」があったので、そちらを使用してみました。

途中でタブレットも触れたり動かしたりすると、トークバックが止まってしまいます。できたかな?と思って触ったら、トークバックが止まり、上手に復活できず、最初から録音しなおすはめになりました。2回目は、寝る前にセットして、ようやく1冊が録音できました。

聞く作業は、家事をしながらでもできるので、読書量が増えるかもしれませんよね。この試みが、快適な読書につながるのかどうかは、今後、実験してお知らせします。

それにしても、新しいことに、試行錯誤しながらトライしてみるのは面白いものです。そう考えれば、老眼になったことも悪くはありませんね。


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