2023.1.9第2週シェア会アイデンティティは取り戻し続けるものと知る
年末の読書会からお正月お休みしているので、この第2週はゆっくり取り組めた。
年末には「アイデンティティってそもそもなんや!?」という問いの応えのひとつを掴んだ氣がした。
わたしが求めている感覚。大人の意識で目の前の人といっしょにいる。
どんな場を味わいたいか知ることで始まる感じ。
わたしって、どんな魂?
読書会の時に盛り上がった「日常の細部に氣を配る」の部分が、別のメンバーの別の視点でシェアされる。
「苦しいことが次々起きてくる人生をどのようにして耐えたのか」
ジュリアのおばあちゃんの手紙は文章のデッサンのようで、細部を見つめることで冷静さを取り戻せる。
前回でた「事実確認」「グラウンディング」という言葉にも通じる。
ひとつの出来事に遭遇した時に乗っかってくる感情に振り回されて、疑いの渦の底に引き込まれてゆく。
それは本当によくあることで、何気なくついついやってしまう。
その先に、「クレイジー・メーカー」という道を歩んでしまうのかもしれない。
だから、感情の入り込む隙間を一個一個地道に抜いてゆく作業はとても大事なことに思えた。
今回は、4週・5週をやっている人も来てくれて、このあたりでリズムができてくることや、課題に取り組むアイデアをシェアしていただいた。
第4週活字断ちのアイデア・電車の中でうっかり中刷りを読んでしまう対策に、文字のほとんどない画集を持ち歩いている。
その人はゴッホの画集や上野リチさんのテキスタイル集を持ち歩いているとのこと。絵の好きな人には、すごい情報量だろうと思う。
それを聞いて、わたしも猫の写真集と美術館で買ったポストカード集、刺繍の図案本がお氣に入りなのを思い出した。
これはぜひ、やってみよう。
編集者への手紙を、毎日書くのにトライすると話してくれた人もいた。
わたしが思いついたのは、課題⑧人生のパイ作りを月に一回やってみるってこと。手帳の第1週のスペースに円を書いて忘れないようにした。
課題③安全性の地図をやってみて氣づいたこと。
円の中に書く「真剣に取り組みたいと思っている課題」について、最初、今やりたいと思っていることを全部描こうとした。
そしたら、すごくとっ散らかって訳がわからないと感じた。
書き出したものを一度眺めてみると、バラバラなようでひとつのテーマがあるように感じたので、それを言葉にして二つ目の円を書いた。
「なるほど、これがわたしのやりたいことだ」と納得できた。
円の外に少し距離を置きたいと思っている人の名前を書くのだけど、今までわたしが思っていたのとは今回違うものが出てきた。
今までは、「自分の邪魔をしてくる人」という感覚で選んでいたのだが、自分のためにありがたい提案や厳しいことを伝えてくれる人ではあるが、今はその時期じゃないと感じる相手を書くことにした。
この課題の図を大切に残しておいて、いつか時期がきたと感じた時、「あの時はせっかくのご提案だったのにうまく対応できなくてすみませんでした。もしよかったら、今のわたしでもう一度ご一緒することは可能でしょうか?」と聞こうと思った。
細部を大切に日常を生きる。
今感じているこれは、誰の感覚か。
自分が何を求めているか。
あまりにも日常的に反射的に自分以外の価値観に呑まれてしまう。
まるでこれが、生まれてこの方の自分であるかのように思い込んでいる。
それを取り戻すのは一筋縄ではいかなくて、あの手この手、今の自分でやってゆこうと思った。
同じテキストに取り組んでいる、別々の人生を生きる仲間の存在と、いっしょに居続ける力を育てている自分を感じて嬉しかった。
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