見出し画像

いつもと違う朝をクリエイトしてみる

「今朝はなんか寒いですもんね!」
目の前でお姉さんが笑顔で(マスクしてるのでわからないけど、多分)言ってくれた。

今朝は日曜日で夫が家にいるので、なんとなく本とスマホを持ってウォーキングに出かけた。
あわよくば、どこかで本を読んでから帰ろうかなと思ったのだ。

午前5時過ぎに出かけてトコトコ歩く。
昨日、今日は天候も爽やか。
梅雨に入ったとは思えないほど良いお天気。

田んぼに張られた水に太陽の光が反射してキラキラしてる。
それだけで満たされた気持ちになった。

さて、だいぶ歩いて時計に目をやる。
やっぱり本を読んでから帰ろう。
とはいえ、どこで?

ふと、マクドナルドが頭に浮かぶ。
確か、あそこのマクドナルドは24時間営業だったはず。

でも、ちょっと躊躇った私。
私は「24時間営業」というのがあまり好きでない。
日本は便利すぎるし、みんな働きすぎだと思っているからだ。
便利を求めれば求めるほど、誰かに皺寄せがいってる気がして利用することすらできなかった。

少し話は逸れるけど、私は社会に矛盾を見出しやすいと思う。
そして、そこにイチイチ引っかかる。
それが悪いことだとは思っていないのだけど、もうちょっと違う視点で物事を見たときに、自分の視座が変わるのではないかなと思い始めている。

そんなわけで、私は24時間営業のマクドナルドを早朝に利用してみようではないかということになった。
マクドナルドの前について、スマホを取り出す。
「5:55」

おー、きたー!!
と、しょうもないところで感動しながら
扉に貼ってある表示で、Pay Payもau Payも使えないことに気づく。

読書する気満々だったのにー!!
財布を取りに帰ってまたココにくるのではダメなんだよーと落ち込んだところで、
楽天ポイントが使えることに気づく。

おー!!
ポイントあるー!

お店は閑散としていて、店員さんも奥に居て気づいてくれない。
「すみませーん!」と言おうとしたその瞬間に
店員さんが気づいてくれた。

「申し訳ございません」と言いながらレジまで小走りで来てくれたお姉さん。
なぜかとても好感が持てた。
すごく良いエネルギーを感じて、気分良くラテを頼んだ。

「アイスかホットかどうしましょうか?」と聞かれたので、
「ホットでお願いします」と言ったら、冒頭のセリフが返ってきた。

「今朝はなんか寒いですもんね!」
たわいもない一言。
でも、機械的なやりとりではなく、1つの注文を通して会話できたことに妙に感動して、私の朝は一気にスペシャルになったのだ。

2階から見える景色は幹線道路ではありますが、店内は数人のお客さんだけでとっても静か。
最近、全面改装された店舗は椅子も座りやすくて、心地よく響くBGMに癒されるー!
早朝マック、いいやん!(って、気取ってマックって書きましたけど、関西はマクドです 笑)

24時間営業、ありがとう。
また、利用しますね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?