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キラキラの笑顔から元気をもらっていた映画

突然ですが、映画をみるならどんな映画が好きですか?ドキドキハラハラアドベンチャー系。結ばれない恋に泣く悲劇系。どれも普段では体験できないストーリーに心が揺さぶられますね。
私は映画をみるなら断然ハッピーエンドが好きです。中でも、主人公が努力し、回り道しながら最後には報われるストーリーをみると、『明日からまた頑張ろう』と前向きな気持ちになれるからです。
たくさんみてきた映画の中から「チア⭐︎ダン」〜女子高生がチアダンスで全米1位になったホントの話〜をご紹介します。

とんでもない場所に行く方法はただ一つ!日々の積み重ねです!!

「チア⭐️ダン」の中で、大好きなセリフがあります。それは天海祐希さん演じる先生が生徒たちに言う『とんでもない場所に行く方法はただひとつ!日々の積み重ねです!!』です。
福井の田舎から、全米制覇というとんでもない目標を掲げた時、周りの人は失笑しました。未経験の生徒が集まるチアダンス部に期待する人は誰もおらず、部内でもやめて行く人がいる状況。
先生だけが、熱い気持ちをもち生徒を信じ引っ張っていったのです。はじめは無理だと思っていた生徒たちも、努力を重ね、実績を積み上げていくごとに自信をつけていきました。

たとえ端っこでも、センターで踊っている気持ち

広瀬すずさん演じる主人公のひかりは、高校生になってからチアダンスを始めました。まわりに「笑顔だけはいい!」と褒められ、ダンスをほめられることはなかったのです。
端っこで踊るひかりは部活を終えてから、家でも足をあげる練習をする日々。あがった足の高さの壁に、マスキングテープが貼られていました。
チアダンスの花形は、センターで踊ること。一番スポットライトが当たるセンターではなくても、私は私の精一杯をすることに変わりない。

誰も見ていないところで、コツコツと小さな努力を積み重ねるひかりの姿から、「キラキラの裏にはコツコツがある」と気づかせてくれます。
キラキラと輝いてる人は、誰にも見えないところでコツコツと積み重ねていた時期がかならずある。今の私にできることを、精一杯やればいいんだ。人と比べることはない、自分は自分と励まされていました。

あれ?あの時何を悩んでいたっけ??

夢の全米という舞台で、ひかりはセンターで踊ることになりました。前日の思いもよらない変更、今までセンターを踊っていたキャプテンとは親友の間柄です。
キャプテンも努力を惜しまず、コツコツ練習を重ねてきたのをひかりも先生も十分知っていました。ただ「勝つ」にこだわったときひかりをセンターに抜擢したのでした。作戦が功を奏し、全米優勝という栄冠を勝ち取ったのです。

全米制覇するダンスシーンは、3年前にフリーランスになってから何度も何度も見ました。
思うように仕事が取れなかったり、キャンセルが出たりして落ち込んだ時には、ダンスシーンを見て「今はしんどくても、いつか報われる日がくるから大丈夫」と自分を鼓舞していたのです。
ひかりたちのキラキラしたはじける笑顔と、圧巻のダンスシーンにパワーをもらっていました。

今振り返ると、辛い時にダンスシーンを何度も何度もみた記憶はあります。けれど何に悩んでいたのか、細かいところまでは覚えていません笑「喉元すぎれば熱さを忘れる」ってこのことですね。なので、今しんどいことも「きっと大丈夫」と心のどこかで思っています。

シーン48夏


人生を映画に例えるなら、私は現在シーン48。48才の夏は、自転車で走行中に転び首を痛めてしまいました。
体が思うように動かない日々。首・肩・背中は、何かがのっているようにドーンと重いし、動くとズキンと釘に刺されたような痛みがきます。何をするにも、ゆっくりしか動けず、前のように動けない悔しさやもどかしさがありました。SNSを見れば友人たちが活躍する姿に、焦りを感じたこともあります。

秋になり少しづつ良くなってはきたものの、以前のようにバリバリと料理代行やベビーシッターの仕事をこなすまでには回復していません。

ケガをした時はまわりを気にするのではなく、自分に集中する時期。私は、自分と向き合い、自分の体がよくなるためにゆっくりする時間を多くとりました。人生は長いので、ずっと走り続けると壊れてしまいます。
動けない時は、できることだけやればいい。マイペースにあせらず、くさらず続けていく大切さを感じました。

私の人生の主役は私。あなたの人生の主役はあなた。

冒頭にした質問を少し変えてみます。「あなたの人生は悲劇で終わる方がいいですか?ハッピーエンドで終わるがいいですか?
私は断然ハッピーエンドがいいです。
死ぬ時に「あー!人生楽しかった」と思いながら旅たちたいと決めています。

人生をハッピーエンド一に終わらせたいと思うなら、私と一緒にとんでもない場所を目指してみませんか?

映画のように「全米制覇したい」なんて夢物語でもいいですし、もっと身近なことでも大丈夫。
例えば、「好きな人の隣で笑っていたい」「きれいな家で暮らしたい」などささやかな願いにも、好きな人と対話を続けたり、日々掃除をしたりとコツコツした習慣は必要になってきます。
自分自身のとんでもない場所を目指して、小さなことからはじめていきましょう!!

自分なんてもうダメだと思った時に、少しだけ前に進もう!コツコツを積み重ねていけばきっと大丈夫!と思える映画「チア⭐️ダン」をまだ見たことなければ、ぜひみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この作品は、かんころ編集部「夢トレ塾」10月【人生に影響を与えた作品】に参加しています。

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