境界線

天皇は現人神で人権がない。アイドルは憧れの的であり人権がない。風俗嬢は可哀想だが、憧れの対象である。

発達障害は社会に溶け込めない。「彼らが社会復帰できるように"支援"が必要である」という。彼らには隠れた才能があって実は天才で過去の偉人達も実は発達障害で云々。


社会、あるいは学校のような場所に適応できる「普通」の人が鬱になる。

みんな平等に。学校という一つの場所に押し込めて、規則を守ろう。国には法律があり、みんなで守ろう。ルールとルール外。法と法外。定型と発達。アイドルと差別。


多様性多様性多様性。

あなたと私との間に線を引きましょう。私は私、あなたはあなた。

同じ箱の中に入れられたもの同士で仲良くしましょう。弾かれた人間同士で仲良くしましょう。

「差別は良くないよね」と。


法というのはただのお話であって。

人を仰ごうが見下げようが、ただの役割。

全員、皮を剥げばただの人間。

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