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家族がくれるもの

どうも、ゆるまってますか? ゆるまるラジオのyusukeです。

前回、くにさんが家族について書かれていたので、僕も家族について書いてみようと思いました。

僕にとって家族は、帰る場所であり、還る場所なのですよ。

家族と毎日、たくさん遊んでたわむれております。

長女はまだ保育園の年中さんですが、できることがめまぐるしく増えてきました。

小さな頃からやってきたかるたやオセロも、だんだん本腰入れないと勝てなくなってきました。そのうち将棋をいっしょに覚えられたらいいなぁなんて。

長女は今あるもので何かを生み出すのが得意です。

先日は紙とはさみとのりとプチプチを使って自動販売機を作っていました。まだ1歳の次女にあげるんですって。

昨年?年初?もう忘れちゃいましたけど、友人が主催する親子アート合宿に参加しました。

主催者からは特に方針の説明はなく、そこでは大きな紙と、絵具やテープなど、道具だけ与えられて何かを工作します。

長女は「船をつくる!」と意気揚々と始め、最後は立体的に、親子で乗れる船が完成しました。

船を作ると言った子は初めてだったそうで、まさに長女の感性には感服しました。

僕と妻は決められた遊びを提供するのではなく、遊びは作るものだと思っています。

結果的にそうなっていただけなのですが、そのような方針にしておいてよかったなと思えた瞬間でした。

もし、決められた遊びだけをやってきた子だったら、大きな紙に絵具を書いて終わっていたと思います。

大きな紙に絵を描いて、やぶって、つなげて、立つようにして、船にしてしまったのです。

彼女を見ていて、あぁそうだよねって。

大人はどうしても得てきた知識や経験から、形を想像してしまう。

想像したことに向かって動いてしまう。

でも彼女は過程を過程のまま進めて、結果なのかわからないまま船のような形のものを「これは船なのだ!」と完成させました。

アート合宿では最後に、完成品についてみんなで集まってプレゼンします。

恥ずかしがり屋だし、私が補足する必要があるかなと思ったんですけど、きちんとインタビューに応じていました。

うーん、遊ぶにしても何かを作るにしても人との話にしても、子どもたちに制限をかけてしまっているのはわれわれ大人なんですよね。

日々、彼女にはそのことを教わっています。
もちろん、次女からも。

そして彼女たちがのびのびと過ごせる環境を作ってくれているのは妻なのです。

私はどちらかというとそんな妻のケア的な役割かもしれません。

家族がそれぞれの役割を自然と担って、循環が起きていることがすごく心地いいです。

ひとりで自由に遊ぶのが好きだった私なので、家族をつくることは少し心配することもありました。

でも今となっては家族の存在は本当に大きくて、かけがえのないものであり、新しいものを見つけられる楽しい場所です。

これからも仲良くいられたらいいなと思います。

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