スマホを絶対に落とさない方法とは
スマホってけっこう落としやすいじゃないですか?ハンカチや財布なみにポケットから落ちやすいシロモノです。
とはいえ、コンピューターですからね。アスファルトやコンクリートにぶつかると結構なダメージを食います。
いま僕が使っている機種は、買ってすぐの頃に駅のトイレでうっかり落としてしまい、それからはときどきタッチが効かなります。まだ新品だったのに残念なことをしました。
それ以来「落とさないためにはどうすればいいか」というのを考えて、そしてほぼ完ぺきな解決法を編み出したので今回ご紹介したいと思います!
その方法とは・・?
その方法というのは、ちょっとしたことなんですけど、たとえばポケットに手を入れてスマホを取り出そうとしますよね。で、さわる瞬間に
って一瞬思うんです。たったこれだけのことで落とさなくなります。さらに指から滑り落ちてアスファルにぶつかるイメージを思い浮かべるとより効果的です。
ぼくはこれをクセ付けするようになってから1回もスマホを落としていません。ただし屋外のみ。
屋内では今でもよく落としていますが、それはいいんです。どうせ下はジュータンか畳だし、座って操作していればせいぜい数十センチなのでダメージは少ないし、そもそも、屋内でいちいち「落とすかも・・」と思っていたらめんどくさいでしょう?なので、かまわずにベタベタ触って、ポロポロ落としています。
警戒心
スマホを取り出す前に「落とすかも・・」と思うことが何を意味しているかというと、「一瞬カラダを警戒させている」ということです。カラダが警戒してからスマホを取り出すので、取り扱いが丁寧になって落とさなくなるし、かりに落ちそうになっても、指がすばやく反応して食い止められます。
一方で、何も考えずにボーっととりだすと、あつかいが雑になって落ちやすいし、いざというときにカラダの反応が一瞬遅れるので、気づいたときには遅いんですよ。
ちなみに、刃物を使う時にも、ぼくはおなじことをやっています。3日に1回くらい、空の牛乳パックを乾かしてからカッターナイフで切り開くんですけど、その動作に入る前に、刃先がすべって指を切るイメージを持ってからやるようにしています。
こうすると、まずケガはしません。言い換えれば、ケガをするときってたいてい油断している時なので、油断さえしていなければだいたい防げます。
「かも運転」と「だろう運転」
以上の理屈は、ぼくが言っているだけではなくて、全日本交通安全協会も同じことを言っています。
免許を持っている人には説明要らないと思うんですけど、免許更新の講習では、かならず
って言われますよね。「だろう運転」とは
という風に油断している状態です。逆に「かも運転」とは
というふうに心の準備をしておくことで、免許を持っている人なら耳にタコができるほど聞いていると思います。
かもスマホ
スマホについてぼくが言っていることもこれと同じで、屋外で操作するときには「だろうスマホ」より「かもスマホ」がいいということです。
「落とさないだろう」と思っていると落としますが、「落とすかも」と思っていれば落とさないんです。
ただし心配性はよくない
ただし、やたら心配しすぎるのも考えものなので、バランスが大事です。
たとえば、歩道には路側帯と呼ばれる白線が引いてありますが、あの上を歩けと言われれば誰でも歩けますよね。しかし、高層ビルの屋上の縁で、あれくらいの幅の塀の上を歩けと言われてもぼくは歩けません。
「歩いても落ちないだろう・・」という「だろう歩行」ができれば簡単に歩けるはずなんですけど、「落ちるかもしれない・・」という「かも歩行」の気持ちが強よすぎて足が前に出ないと思います。
こう考えてみれば「だろう行動」とは平常心のことだとも言えますし、一方の「かも行動」は警戒心だといえます。平常心と警戒心は、もちろん、どちらがいい悪いではなくて、ケースバイケースで使い分けが必要なんですけど、今日の記事は「かも行動」推しです。なぜかというとちょっとした「かも行動」でいろいろ防げると思うからです。
まとめ
ビルの屋上の例を考えればわかりますが、
・「かも」(不安)―>「だろう」(平常心)への切り替えはむずかしい。
高層ビルの縁を歩くのがむずかしいように、過度の不安を抱えている人を安心させるのはむずかしい。
しかし
・「だろう」(油断)―>「かも」(警戒)への切り替えは簡単にやれる。
スマホもちょっとしたことで落とさなくなるし、日常のさりげない油断を引き締めるのはわりと簡単。
なので「かもスマホ」や「かもカッター」だけでなく、
に切り替えるなどなど、ちょっとした「だろう行動」を「かも行動」に切り替えるだけで、色々トラブルが減るんじゃないでしょうか。
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