【６月】「ネガティブ」PARTY♪

もうすぐ梅雨です。

空が暗くてジメジメしていると、「イライラ」や「モヤモヤ」も発生しやすいですよね…

でも、そんな「ネガティブな感情」も、あなたの心に必要なんですって！

今月は「ネガティブ感情」たちを 悪者にせず、ウェルカ～ム！な感じで 楽しんでみませんか？(^^)

どうせ必要なら、みんなで楽しめば 怖くない～！（笑）

■ 「ネガティブ感情」がなかったら…

感情には、「うれしい」「楽しい」「幸せ」「ワクワク」などのポジティブ系もありますが、「悲しい」「寂しい」「悔しい」「空しい」「怒り」などネガティブ系もありますね。

あなたは、どちらを感じることが 多いですか？

正直言えば、毎日ハッピーで ポジティブ系だけを感じていたい。ネガティブ系なんて、なければいいのに…と思います。

でも、心は、ポジティブ・ネガティブ両方あって、バランスが取れるんですって。

ポジティブだけ感じようとして、ネガティブを封印すると、実は ポジティブも 感じられなくなってしまいます…

「怒り」を抑えることに こだわって、「うれしい」「楽しい」の感情も なくなっている人は いませんか？

天気に例えるとわかりやすいのですが、晴れの日ばかりだと 干ばつになっちゃう。雨の日ばかりだと 洪水になっちゃう。晴れと雨、両方バランスよくあると、うまくいきますね。

お菓子も、甘いものばかり食べていると、しょっぱいものが欲しくなったりします（笑）

映画やドラマも、ストーリーの中に 必ずネガティブなトラブルがあって、それをポジティブに持っていこうと、いろいろ動きが出るところを 私達は楽しんでいます。

「ネガティブ感情」は、人生を深めるスパイスのようなものかも知れません（笑）

■ 「感情」のしくみ

ところで、あなたは 「感情」って どんなものか知っていますか？

以前の私は、「抑えた方がいいけど、勝手に湧いて、コントロールが難しいもの」だと思っていました。

「怒り」は 抑えるべき…
「喜び」も あからさまに表現してはいけない…

そんなふうに、感情を抑えようと 苦心していました。

その後、子育てに行き詰まって「心のしくみ」を学んだところ、逆の事実が判明してビックリ！

＊感情は「抑える」と、いつまでも残って溜まる（→そして 腐る）
＊感情は「しっかり感じる」ことで、終わる（→フラットに戻る）

「うれしい」が湧いたら、「うれしいー！！」と しっかり感じて、フラットに戻る。
「悲しい」が湧いたら、「悲しいー！！」と しっかり感じて、フラットに戻る。
「怒り」が湧いたら、「腹立つー！！」と しっかり感じて、フラットに戻る。

…これが、「感情」の自然な流れなんだなぁ。

ネガティブなときも、ポジティブなときも、感情を抑えていたから 常にモヤモヤしていたのかぁ～！！

そして、「ネガティブ感情」については、心のグラスに溜まりすぎると「怒り」となって爆発するので、「しっかり感じて終わらせたい！」と思うようになりました。

■  感情を「感じる」のが 怖い…

そこで、「感情を感じよう！」とし始めた私は、すぐ壁にぶつかりました…
感情を「感じる」のが 怖くて、感じられないのです。

どんな状況になるかというと、「悲しい」を感じたいのに
・別のことを考え始める
・他人を責め始める
・自分責めに入る
・心が停止する

などなど、「悲しい」を感じないために、心が あの手この手で 逃げるんです。

「感情」を感じると、母に 怒られたり 叩かれたり「怖いこと」になったので、小さい頃から「感じない訓練」を ずっとしてきたんですね。

その後、カウンセリングで 伴走してもらって 「悲しい」を感じる体験ができたら、「感じても、大丈夫だった！（ToT）」を実感！！

それから、少しずつ 感情を感じることに 抵抗がなくなっていきました。

同時に、ネガティブ感情を溜めこまなくなったことで、イライラドカーン！も わかりやすく減りました。

↑　ここ、イライラドカーン！を減らすポイントですよ！！

■ 「ネガティブ感情」をウェルカムしよう！

そんなわけで、「ネガティブ感情」を しっかり感じられるかどうかで、イライラドカーン！率が 変わります。

感じるのは 怖いけれど、ネガティブ感情を感じても、死ぬわけじゃないのよね（笑）

そして、しっかり感じられると、心が軽くなって フラットに戻る。
感じられずにいると、モヤモヤ 心の重い状態が続きます…

ママが ネガティブ感情を受け容れられるようになると、お子さんも「悲しい」「寂しい」などと 受け容れられるようになります。

お子さんの「癇癪」に困っている場合は、お子さんの感情コントロールにも繋がるので、Wで効果ありですよ♪

今月は、ネガティブ感情を感じるたびに「やった！」と みんなで喜びながら、感じてみましょう！（^^）