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【FaB】6/30 Blitz王決定戦

高田馬場TOKYO FABのBlitz王決定戦に参加してきましたので、そのレポートでも書いてみます。

Blitz王決定戦という大層な名前の割に毎回8〜10人程度しか集まらない事で有名だったイベントですが、MST発売の影響もあってか参加者はまさかの25人と大盛況でした。
自分も週末に控えた大阪のイベントのためにBlitzを練習する必要があったので、調整がてら参加してきました。

使用ヒーローは環境トップの丸さを持つことに定評のあるVictor。

↓使用デッキ

デッキ内容の説明の前に、自分のデッキ構築の考え方についてざっくりと説明。
自分はプレイスキルが壊滅的に下手くそなので、基本的にメタゲームを考えてトップメタに有利なデッキを使うことで、プレイスキルの差を考慮しても格上相手と5分に渡り合える事を目標としています。
今回のレシピを解説するにあたって、まずは自分の予想したメタゲームを説明します。

まず、自分が考える現Blitz環境最強のヒーローはRhinarですが、これに関してはいくら対策しても上振れでどうにかされる事もあるので考えない事にします。
ちなみに自分は運が壊滅的に悪いので、Rhinarは使えません。
Rhinar抜きで考えた場合の現在のBlitzメタゲームは以下です。

Zen=Victor>Emperor=Kayo=ArakniSC=Briar>Dash

この中でVictorがZenとEmperorに有利が付くと考えているので、ヒーローはVictorを選択しました。

実際のBlitz王の使用率を見てみましょう。

Kayoが居ないのが予想外でしたが、概ね想定どおりの分布です。

では改めてデッキの中味を解説します。
他のVictorと異なる(と思う)点は以下の通りで、それぞれの理由を説明します。

・Trounce不採用
→パワー無しのカードが5種10枚あるので、2回連続でパワー有りを捲る確率はざっくり60%前後
Blitzのゲームレンジで外す事はかなり致命的なので、先手で引いてもアーセナルに埋められるSinkを優先

・Rouse不採用
→Crushの成功率底上げ&Zen戦の防御値確保のため不採用
不採用にした事でミラーとillusionistに弱くなったがそこは仕方ないと割り切る

・Wallop採用
→どうせ打たないカード枠(打つ価値のない青枠)なら、捲れた時に嬉しい方が良いという理由で採用


・胴がTunicではなくPlate
→Blitzのゲームレンジはかなり短くなったと考えているので、Tunicよりも耐久値が高く、序盤から積極的に起動できるPlateのが使い勝手がよいと考えたため採用

・Mangle採用
→EmperorやBruteの装備品には割ると致命的な弱点になる物が多いので、マスブロAAになりやすい。


続いて今回の試合結果です。

一回戦 Enigma ○
二回戦 Zen ○
三回戦 Nuu ○
四回戦 Briar ×
五回戦 Dromai ○

SE一回戦 Victor ×

有利対面はZenとBriarのみで、Enigma、Nuu、Dromaiと不利対面を3人踏みましたが、噛み合いや相手のミスもあり何とかなりました。

SEのVictorは、自分がリストの大枠を作って共有したデッキで中身を知っていたので、長期戦は不利と見て短期戦に持ち込もうと考えましたが、Guardian慣れしているプレイヤーだったため誘いに乗ってこず敢え無く撃沈。

まあ久しぶりのBlitzイベントでこの戦績なら悪くは無いんじゃないかなと思います。

しかし、このイベントでわかった事は、Victorはベスト8に残れるが優勝できるヒーローでは無いと言う事です。

ベスト8で十分旨味があるイベントなら持ち込む価値はあると思いますが、優勝、準優勝位までしか旨味がないイベントには持ち込むのは辛いなと思います。

そんな訳で大阪のデッキは0から作り直しになりました。クゥーンクゥーン。

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