【超望遠】Nikon Z9に照準器を取り付ける

はじめに

超望遠レンズで撮影をすると超狭い画角の中に被写体を捉えることが大変難しいです。どこにレンズが向いているのか分からず、被写体を捉える前に逃げられたり、そんな経験はありませんか?(私は何度もあります。。。)
照準器は、超望遠レンズで被写体を捉えやすくするための機材で、元々は銃の狙い(照準)を定めるために使われてきました。

照準器(ドットサイト)とは

照準器(しょうじゅんき、: sight)は、火砲などの射出式武器兵器の狙い(照準)を定めるための装置。照準器は射手との接点のため、命中率を大きく左右する要素である。照準具(しょうじゅんぐ)、サイト(sight)などとも。

Wikipediaより

今回は手持ち撮影での両眼視スタイルのシステムをご紹介します。
Nikon Z9に限らずお手持ちのカメラ専用のLブラケットに取付けられる汎用的なものを紹介しています。

こんな人にオススメ

超望遠レンズを使った野鳥撮影、飛行機撮影(旅客機、戦闘機)等

必要なもの

以下に私が用意した部品のリンクを載せておきます。

Nikon Z9以外の方はお使いのカメラ専用のLブラケットをご用意ください。
照準器はサバゲー用に売られている2,000〜3,000円程度のものをご用意ください。
ネジ類や工具は極力各商品に付属のものを使用していますが、不足した場合は別途用意してください。

組み立て方

  1. クランプにL字ステーを取り付ける

  2. L字ステーにピカティニー・レールを取り付ける

  3. ピカティニー・レールに照準器を取り付ける

  4. カメラにLブラケットを取り付ける

  5. 1-3をLブラケットに取り付ける

1. クランプ(Leofoto DC-12)にL字ステーを取り付ける

クランプ(Leofoto DC-12)に付属の1/4インチネジと六角を使ってL字ステーをクランプに固定する。

L字ステー(左)とクランプ(右)

2. L字ステーにピカティニー・レールを取り付ける

ピカティニー・レール(一番短いやつ)をL字ステーに付属のネジで固定する。ネジをしっかりと締めてください。

ピカティニー・レール(左奥)とL字ステー(左手前)とクランプ(右)

3. ピカティニー・レールに照準器を取り付ける

照準器をピカティニー・レールに取り付けた

4. カメラにLブラケットを取り付ける

Lブラケットを取り付けた

5. 1-3をLブラケットに取り付ける

カメラに取り付けたLブラケットに取り付ける。

照準器をLブラケットに取り付け
照準器をLブラケットに取り付け

ゼロイン調整

ここまで読んだ方はカメラに照準器を取り付け終わっているはずです。
が、照準器を取り付けただけでは駄目で使用する前に必ずゼロイン調整を行ってください。(照準器ごとに調整方法が異なるためマニュアルを確認すること)
まずカメラを三脚に固定して、被写体を中心に捉えてください。
次に照準器の赤い点(レティクル)を被写体と重ねてください。
これで大まかな調整はできたはずです。
ファインダーを覗かずに、照準器の赤い点を被写体に重ねます。
次にファインダーや背面液晶で被写体が中心に来ているか確認してください。
被写体との距離が変わった場合は、再度ゼロイン調整が必要です。

ではまた

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