過去に

いつだって過去に縋って生きている。
いつまでも思春期の儚くて脆い記憶に縋ってしまう。

高校生のころ、インターネットはすでに普及していて、
いろんなSNSをやっていたし、
でも今ほど外見至上主義な海ではなかったから、
一番楽しい時期を過ごせていたのだな。と密かに思う。

今はもう全ての記録を消してしまったけど。

自分のアカウントを消して、
友達のアカウントをブロックして、
それを何度も繰り返して、

いつしか本当にひとりぼっちになるんだな。。。

先日、躁のテンションで、
かつて縁を切った人間達にコンタクトを取るという
奇行に走ってしまった。
無事にブロックされて、正気に返った。

そうだよね、
そりゃそうだよ。

そんないまさら虫のいい話
あるわけ無いんだから。

寂しいな。

若くして結婚して、
夫は躁鬱のわたしと生活することを選んでくれて、
職場の上司も親切で優しくて寄り添ってくれて、
実家とは程よい距離を保っていて、

わたし、他人から見たらなかなか充実したように見えていると思う

でも過去を振り返って語り合う友人が
それだけが1人もいない。

自業自得なんだけどね。。

そんな事を思う、寂しい夜。

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