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春の鈴虫寺へ

こんにちは、haruです。

先日、久しぶりに鈴虫寺に行ってきました。

鈴虫寺といえば、わらじを履いたお地蔵さんがお願いを一つだけなんでも叶えてくれ、その効果が絶大なことで有名ですよね!
私は今まで何回か行ったことがあるのですが、いつもお地蔵さまに無茶なお願いごとばかりしてしまい、まだ叶ったことはありません、、。


しかし、それでも鈴虫寺に通ってしまう理由に、
「和尚さんの説法」があります。

お地蔵さんにお願いごとをする前に、
お堂の中で和尚さんがお地蔵さんへのお願いの仕方に加えて
ありがたいお話をしてくださるのですが、
そのお話が、それはそれは面白く、また心にしみわたるのです。

「皆さんは「雨奇晴好」という言葉をご存じでしょうか。

漢字そのままの意味でとれば、「雨は鬱陶しいもので晴れは好まれる」

となりますが、その好き嫌いは「自分の価値観で勝手に決めたもの」

なのではないでしょうか。」


自分自身、その言葉にはっとさせられるものがありました。

実は私は今年の三月で大学を卒業したのですが、
お恥ずかしながら、まだ就職活動中で内定を頂けていません。
いろいろな会社の説明を聞いたり、HPを見る中で、

「この会社はなんだか嫌だな」
「この会社は良さそう」

と毛嫌いをして応募するのを辞めてしまう節が度々ありました。

自分の「価値観」によって、
広く開いていた道を自ら閉ざしてしまっていたのです。

確かに、自分の価値観に合った会社を選ぶことは
仕事を長く続けるにあたって大事なことだとは思います。
しかし、ただHPを見ただけで、説明会での採用担当の方の一言だけで、
安易に自分の価値観によってばっさり切り捨ててしまっていたことに
とても後悔しました。

「自分の見方次第で良くも悪くもみることができる。」

雨奇晴好からそのような気持ちを学んで、
気持ち良く春に踏み出せない曇った私の心に
少し晴れ間が見えたように感じました。

今の状況だって、
就職が出来ていなくて自分がみじめだ、、、
と思うよりも
人生の方向性をまだまだ考える余地がある!
と捉えた方がワクワクした気持ちになりますもんね。

はぁ~、頑張ろう!(笑)

ぜひ、鈴虫寺に遊びに行かれる際は
和尚さんの説法に深く耳をかたむけてみてください。

きっと心がすっきりしますよ。









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