昨年末の12月28日に、東京のある場所で開催された特別なイベントに参加しました。これはレゴブロックを使ったワークショップ(LSPワークショップ)を行うための訓練を受けた人たち(認定ファシリテーター)が集まる場所でした。
余談ですが、日本には1,000人以上の認定ファリシテーターがいて、関東をはじめ九州、静岡、東北など、国内のさまざまな地域で活動しています。コミュニティとしての活動も活発です。ちなみに、世界各国のファシリテーター仲間が集まるグローバルミーティングがデンマークで毎年開催されており、今年はアジア地域のファシリテーター向けのイベントが東京で開催されることになっています。
年末のイベントは二部構成となっていて、第一部は「錬成会」と呼ばれる勉強会で、第二部は懇親会です。
錬成会では、2023年の自分たちの行動を振り返り、2024年の新しいチャレンジをレゴブロックで表現しました。
私自身は、2014年にファシリテーターの認定講座を受講&修了しています。そのため、facebookグループに参加しているコミュニティメンバーの多くは私にとって新しい顔ぶれとなります。今回のイベントに参加した人たちも、ほとんどが初めて会う方々でしたが、久しぶりに再会する人もいて、懇親会では楽しい会話がたくさんありました。
懇親会後、知り合いに声をかけて10名で二次会に行きました。そこで、私は参加したメンバー数名に対して、錬成会でカタチにした2024年のチャレンジを<AIでイラスト化>するデモをして見せたところ、大変喜ばれました。
実は、このイベントの翌日に、私は「レゴブロックで今年一年を振り返り、来年の抱負をカタチにするLSPワークショップ(AIであなただけのビジョンアートを生成)」というイベントを企画準備していたのです。
イベントの様子は以下のnoteに書いていますが、LSPワークショップに生成AIを組み合わせることにトライしています。
画像生成AIとワークショップの組み合わせには、画像の精度や生成スピードなどの課題はありますが、おそらくあっという間に実用レベルに達して、普及するのではないかと思っています。
二次会での反応が想像以上によかったので、翌日、facebookグループに「レゴで作った来年のチャレンジを、イラストにしませんか?」と呼びかけたところ、10数名の方から反応がありました。自分用とグループ内で二次会に参加した方向けに提供したイラスト含めて、計18人分のイラストを作ったのでまとめてご紹介します。
生成AIでイラスト化した「今年のチャレンジ」
各イラストの下にある説明文もAIが生成したものになります。
最後に
本noteでご紹介した生成AIによるイラストの作成には、ChatGPTのGPTs機能を使っています。GPTs機能を使うことで、イラストの生成を効率化することができます。
これまでに、3つの異なるテーマのLSPワークショップと組み合わせて、ワークショップのアウトプットを生成AIでイラスト化する試みを実施しました。
実際にやってみたところ、以下のような問題があるため、ワークショップの時間内に参加者全員分の画像を生成するには、まだ現実的ではないことがわかりました。
時間の問題(1枚の画像を生成するのに30〜40秒かかる)
精度の問題(時々変な画像が生成される)
例:カラフルなブロックの要素が含まれない画像が生成されることがありました
回数の問題(ChatGPTの制限により、時間内に生成できる回数に限りがあります)
お金の問題(ChatGPTを使う場合、有料プランの契約が必要)
ChatGPTの仕様については、対応策がありませんが、画像生成の精度については、プロンプトを改善することである程度向上させることができそうです。引き続き改良を加えていきたいと思います。
また、近日中にオープンされるという「GPT Store」での公開も検討中です。