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ひまわりはお日様の方を向く それは成長過程のひまわり 成長したひまわりは自分の意志で向いている

昨日、とても良くしていただいているご家族と会食をした。こんな世の中であるので、いろいろと制約があるが、その中でも久々の会食でとても楽しい夜になった。
独自の緊急事態宣言が出されるとか解除されるとか、素人の私には何が基準で出されたり引っ込められたりしているのかよくわからない。できれば、いち早く以前のような活気を取り戻してほしいとも思うが、今は現状に順応していくしかないのかと、諦めている自分がいる。とても悔しいことではあるのだが。

そんな閉塞感を感じずにはいられない今だが、会食の最後にお花のプレゼントをいただいた。丁寧にきれいにアレンジメントされたその花の中心にはひまわりがあった。
大きく堂々とこちらを向いていたひまわりに何だか元気をもらった気がした。たしかに生きていることに変わりはない。多少窮屈になったが、やるべきことはやるしかない。でも、生き方は変えられない。ひまわりはひまわりらしくひまわりとしてそこにいた。

なぜひまわりはお日様の方を向くのかと、昔疑問に思ったことを思い出した。これが、科学的に解明されてしまっているのが現代の科学のすばらしいところだ。(いや、残念なところでもあるかもしれない。)
あれは、花がお日様の方を向いているのではなく、茎のはたらきによるものらしい。日が当たるとオーキシン(だったと思う)という成長ホルモンのような物質が茎の日の当たらない方にたまる。つまり、茎の日の当たらない方が成長をするのだ。そうすると、茎が曲がり結果的に先端の花の部分が曲がるので花がお日様の方を向くということになる。
科学的に説明できてしまうと、何だか残念な気がしやしないか。
ひまわりは花がお日様の方をむく!って事実は何だかファンタジーではないか。それが、茎のはたらきによるものだとなると、花の意志じゃないということになるから、ちょっぴりだけどがっかりかも。

だが、こうも考えられる。
日の当たらない方が成長する。ということは、日を当ててばかりではだめだということになるのではないか。時には見守ることも必要だということを教えてくれているのかもしれない。お日様がなくては絶対に成長はしない。養分だけあってもだめ。バランスはとっても大事。そうやって成長をしていく。お日様の方を向きながら。

また、ひまわりのこうした現象は、ひまわりの成長過程において起こるものであり、しっかりと成長したひまわりには起こらない現象だそうだ。
立派に成長したひまわりは、茎も太くまっすぐに伸びており、お日様の方をずっと見ることもなく自分の意志で向いている。

なんだか、コーチングのあり方とか、親としてのあり方のヒントをもらえているように感じるのは私だけだろうか。
日を当てることも大事。
見守ることも大事。
成長した姿を認めることも大事。

自分もそんなあり方をしなくては。

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