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第十五稿 非武装非暴力 あの方はガンジーを地で行く

小難しくはできないから、感覚的に書いたものを返信した。
Kは、その早さに驚いたこともあるようだった。
今日も脳に汗をかきながら、書簡送る。

*      *      *

平列小 O先生
二〇二〇年六月二十六日――
件名「スレッガーさんかい?早い、早いよ!(カイ・シデン)…早さは最大の誠意と聞きますが、これは早すぎです笑」
「お前は俺の道場を破らんだろうが。あかんもんはあかんのに親しいか親しくないかは関係ないだろ。むしろ、その部分を共有できていないのによく親しくできるな。」
そこ!その弁別!小気味いいっす。
任意の二点を与えられると、点同士にはなんの関係もないのに、反射的に間をフリーハンドで結びつけたくなってしまう習性が抜けません。
「小しゃい小󠄀しゃい箱庭。その中で育てちゃだめだよね。せめて、葛藤と時間を与えて、考える力は身に付けてほしい。ただ、子どもはクソな教員と違ってその考えをぶつけに来る。斬られても斬られても。時間かかるけど、そこにやりがいはあるかもしれん。」
赤ちゃんの話がありますよね。痛みを伴いつつ、それでも外界の情報と切り結ぶ。

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1,873字
文学者と批評家。だが、互いにその作品を干渉し合うことはなかった。ただ、書簡を交わし合うのみ。 あるとき、二人にとって共通の恩師がこの書簡に触れる。詩人であり文学者であり思想家であるY氏。 初めての出会いから20年が経っているのに、それぞれがお互いのことを何も知らなかったような気がする。 書簡を介して、本当の自分を見つけていく。

往復書簡

20,000円

大学時代の先輩にあたる教師――仮にO氏と記しておく――との、事務的なやりとりから発展した往復書簡の一部始終である。ただのメールのやりとりと…

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