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ホロスコープは魂の指南書②

前回の続きです。
魚座のデイジーのチャネリングセッションを受けたいというお申し出がありました。ご本人の許可を得て、彼女のブログを紹介しますね。ブログ内のお申込みフォームから予約ができます。
自分の魂の方向に向かって、まっすぐ軽やかに (ameblo.jp)



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太陽魚座で感受性と受容性が深く、それでいて論理的思考にも優れた彼女は、感情の使い方や意識の使い方の神髄をわかりやすく簡潔に伝えることが得意です。是非、ご覧になってくださいね♡



さて、本題です。個々人のネイタルホロスコープは宇宙の設計図の一部となっています。私たちは宇宙の一部です。と同時に、宇宙は私たちの内側にあります。ホロスコープには魂の目的が描かれています。その目的とは意識の凸凹をまあるい球体にすることであり、意識の欠けをバランス化させることなのです。これこそが魂の目的です。まあるい球体にするとは個性が失われることではありません。逆です。球体となった時に、その方の個性や魅力が全開になるのです。



意識がまあるい球体になった時、自分を隠したり、自分を蔑んだり、この世界に怯むことなく、まっすぐ前を向いて魂の目的に向かって進んでいくことが可能になります。自分が創造主であったことを思いだします。月や土星に絡め取られることがないくらいの揺るぎない自分になれるのです。それが最も大切なことであり、最高の錬金術なのです。



勿論、具体的な魂の願いも描かれてはいます。例えば、ユリシスの場合ですと、文章を書くこと、何かの伝統的な学問を継承して、それを自分なりに突き詰めて完成させることが示唆されています。12ハウスの冥王星ベスタ合、月を頂点としたヨッド、太陽土星×火星天王星のミスティックレクタングル、風のグランドトライン等がありますが、これらをひも解けば解くほどに、占星術の道に入ったことも、感情を味わい尽くして意識というものを掘り下げていくことも、予め運命づけられた魂の願いのひとつであることが、明確にわかるのです。



ですが、本当の魂の目的とはそのようなこの世的事象を超えたところにあります。何をやるかとか使命とか役割とか、それも重要なことではあります。でも、もっと大切なことは、意識の歪み(恐れと認知力の欠け)を完全化することです。私たちは魂のクセや傷や恐れを持っており、特定の事柄から逃げたくなります。そして、自分では矯正が難しい独特の視野の欠け(死角)を持っているのです。その魂のクセがあることで、何度も何度も同じ後悔を繰り返しています。



私は前世において、ハートを閉じて感情を味わうことを避けていました。研究室にこもって生々しい感情体験を避け、自分の本心を叶えることなく、最後は心臓病を患い亡くなりました。(水・感情・ハートを閉じていたからこそ心臓です)今世では感情を味わい尽くし感情をマスターすること、決して自分の本心を伝えることから逃げない、恐れに負けて本心をなかったことしないという十字架(決意)を背負っています。それでも、私たちの自我(エゴ)は、尤もらしい言い訳をつけて、やっぱり恐れや認知の歪みに負けてしまうのです・・・



今回こそは同じ轍を踏まないという決意=十字架が、ホロスコープには明確に描かれています。その代表格が月と土星です。ユリシスは月も土星も水のサインです。ダブル水のサインの場合、生々しい感情体験を味わい尽くすこと、感情から逃げないこと、感情を愛すること、感情の使い手になること、ハートに従うこと等が土台にあるテーマと言えます。



これもなかなかにハードです。感情のふり幅が大きい設定だと、それだけダイナミックな人生となります。気が狂うような感情、消えたくなるような感情、絶望の底に突き落とされ悶絶する感情、すべてを破壊したくなる悪魔的な感情などをも受け入れ愛して、超えていく設定だからです。



ですから、月と土星のある場所にこそ、その人独自の魅力と才能が隠れています。月のアスペクト、特に複合アスペクトは使えるものです。それは太陽と木星のダイナミックさに取り込むことが可能です。ホロスコープには、ムダなものや使えないものなんて、何ひとつ描かれていません。すべてが可能性であり才能と魅力でしかありません。



勿論、月の複合アスペクトを使えるようになるまでは、とても苦しいです。自分の心の闇を超えていかねばならないからです。そこから逃げるという選択もありですが、向き合った先にある喜びの方が圧倒的に大きいのです。この世界は作用反作用でできていますから、苦しみや葛藤が大きいほど、喜びや開かれる才能も大きいのです。



尊くて素晴らしい私たちの人生は、光と闇のコラボレーションです。両方を愛し受け入れることが地球を愛することなのです。このアミューズメントを楽しみましょう。何を恐れることなく、味わい尽くしましょう☆

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