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読んだ!三砂ちづる著「ケアリング・ストーリー」


三砂ちづる著
「ケアリング・ストーリー」
ミツイパブリッシング2022


「ケアリング・ストーリー」は、誰かに思いをかける、ということから広がっていった小さなストーリーの集積である。



<ゆりりんの学び&気づき>

三砂さんは、やさしい。

きっとこういうやさしいひとは、

恵まれて生きてきたに違いないと

勝手に思っていたけれど、

でもそうね、いろいろあるわね。

いろいろあることが、

肥しになるのよね。


父方の親戚と仲良くなれるかどうかは、

夫婦仲がよくて妻が積極的にそうしようと努力するからとのこと。

納得した。

夫婦仲が悪ければ(少なくともよくはなければ)

どうなるかは目に見えているが、

誰にも責められない。

仲が悪くなるにはいろいろあるからだ。



まあ、いろいろあるのだ。

それでも、

ケア=誰かに思いをかける

思いをかける人

思いをかけてもらえる人

そんな人の存在が、

毎日の生活を豊かにするのだろうな。

三砂さんも言っているけれど、

あのチャップリンの名台詞。

「人生は近くで見ると悲劇、ロングショットで遠くから見ると全部喜劇」



語ることができるのは、それが過去であるからだ。


最後に、

「5歳の私が喜ぶこと。」か。

それに気づけただけとても幸せだ。

すっかり忘れていたし、

見て見ぬふりしていたわ。



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西垣裕里(ゆりりん)







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