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しゃーしゃーとのろけてみる

昨日はかなり落ち込んだ暗めなnoteになってしまいましたが、読んでくださったかた、温かい言葉をかけてくださったかた、ほんとうにありがとうございました。(追ってきちんとお返事させてください!)自分の弱い部分をさらすのは悪いこと・ダメなことと思い込んでいたのですが、弱さを共有することで乗り越えられることもあるんですよね、きっと。強がるだけじゃ得られない強さみたいなもの。Twitterやインスタじゃ絶対言えないことも、noteだから言えるんだなぁと再認識しました。感謝。

さて、今日は気持ちを切り替えて明るい話を。

「いい夫婦の日」ということで、好きな人の話でもしようかな。夫婦ではないけれど、楽しいときも悲しいときも一緒に過ごしてきたから夫婦みたいなものだと勝手に思ってる。

出会って10年、付き合ってもうすぐ3年。一緒にいればいるほど楽しくなる存在。

私はもともと感情的になりがちで、学生時代に付き合ってた人とはよく「ザ・メンヘラ」的なケンカを繰り返していた。カマをかけたり、わざと相手が怒るようなことを言ったり、過去を掘り返したり、相手の傷をえぐったり。そうやって相手の愛情を試すようなことをして、勝手に失望して。不毛なことを繰り返して、相手の気持ちをすり減らすようなマネばかりしていた。

だけど今の恋人と出会って、だいぶ変わったと思う。

彼はいつだってフェアだ。どんなにケンカをしても、あくまで事実の追求しかしない。何がどう嫌だったか。繰り返さないためには何をしたらいいか。お互い変えられる部分はどこか。そういう話を徹底して言語化してくる。だから私も、勝手に泣いたり喚いたりする隙がない。1時間以上言い合いが続いたことはないし、彼の前では素直になるしかない。

彼と付き合う前は、恋人同士がうまくいくかどうかなんて予め決まってるものだと思ってた。だけど彼はいつだって、二人で話し合って「うまく行かせる」選択肢を探しにいく。

付き合うと決めた瞬間だってそうだった。福岡と東京の遠距離恋愛。「うまく行くかな?」なんて不安がる私に向かって、「うまく行くとか行かないとかじゃない。うまく行かせるんだよ」という言葉にやられてしまった。そのとき、お互い24歳。女性は結婚したがり、男性は遊びたがる年頃。出会う男性はみな言葉たくみに責任を逃れようとしていた。だけど彼だけは、面と向かって約束をしてくれた。「月に1回は絶対会おう。東京で会って、福岡で会って、その次は中間地点の大阪で会おう」そしてその言葉通り、絶対に会う機会をつくってくれた。

今も彼の姿勢は変わらない。うまく行かないことがあるなら話し合う。相手を傷つけるためではなく、お互いの幸せを守るために。

まだまだ未熟な私だけど、このささやかな幸せだけは手放さないようにしたい。

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