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デザイン、はじめました。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

なんだかとってもお久しぶりです。半分はコロナ禍による私のエネルギー不足、もう半分は「noteというサービスを使い続けるべきかどうか」という悩みから、かれこれ2年ほど更新が鈍っていました。理由も書こうとしたのですが、それだけで500字を超えてしまいそうだったのでまた別の機会に。

noteにあまり居なかったこの期間は、正直なところかなり辛い日々が続いていて、文章を書こうとしても「苦しいよ〜〜!!!!」以外なんにも思い浮かばなくて頭を抱えることも多々ありました。

そういう一日をなんとか乗り越え、またはやり過ごし、一日一日をはいつくばりながら生活してきたなという感じです。去年の年末にやっとそんな状態にも区切りをつけられて(これも書き始めたら3000字くらいかかりそうなので割愛)、今日に至ります。

年末に放送された「おかえりモネ」のダイジェスト版を見ていたら、坂口健太郎演じる菅波先生がとても良いことを言っていました。

「物事がうまくいかなくて落ち込むようなとき、僕は何かしら新しい知識を身に付けるようにしています」

こんな素晴らしいドラマをリアルタイムで追っていなかったなんて……!と去年の自分を責めつつ、ほんとそうだよなとしみじみしたセリフでした。知らないことを学ぶと、ほんの少しでも世界は広がる。世界そのものを変えることは出来なくても、自分のものの見方は変えることができる。

というわけで、2022年は新しいことを学びたいなと前々から思っていたところ、良いきっかけをいただいたので「Webデザイン」を勉強することになりました。そう、あまりにも長い前置きでしたがこれが本題。

Monstar Academiaというスクールから「短期集中のデザインコースを受講してみませんか?」というご相談をいただきまして、「渡りに船とはこのこと…!」と喜んで参加することにした次第です。

22年1月の1ヶ月間、平日毎日3時間半(!)というまさに短期集中のプログラム。スケジュールを聞いて一瞬ひるみかけたのですが、講義時間の中には実際に手を動かしたり、クラスメイトとディスカッションする時間も含まれていると聞いてひと安心。

ちなみに今回は、お仕事として報酬をいただくのではなく、受講させていただく代わりに講義の感想を書いたり、実際に学んだスキルを使って作品をつくって投稿したり、私の赤裸々な成長過程をみなさんに見てもらおう!という予定です。(ちなみにこのnoteも、「書いて」と言われたわけではなくて私が勝手に書きたくて書いてます……!)

私がモンアカの方針で素敵だなと思っているのは、必ずしも「デザイナー養成」だけを目的としているのではないところ。

デザインという「ものの見方」「考え方」を通して、自分がすでに持っているスキルとの掛け合わせでキャリアを広げようという姿勢が魅力的だと思っています。まだコースが始まって4日目ですが、すでにそれはビシビシ感じていて、教科書的な「正解・不正解」を教わるのではなく、「目の養い方」を教えてもらっているなあという感覚が嬉しい。

どんどん楽しくなってきて、講師の先生おすすめの本「センスは知識からはじまる」(水野学 著/朝日新聞出版)を読み始めたらこれまた面白くてあっという間に読み終えてしまった。実用書・ビジネス書のもつ「成長せよ」という独特な圧が苦手で、なるべく避けて生きてきたのですが、これはもっと早くに読んでおけば良かったなと思う一冊です。社会人一年目のうちに読んでたら、人生違ったんじゃないかと思ってしまうくらい。

デザインという新しい畑に触れたことで、今まで眠っていたアンテナが久しぶりにピンと貼るような、枯れていた土壌にゆっくり水が染みていくような感覚を覚えているここ数日。苦手(というか無理)だと思っていたIllustratorの使い方も徐々にわかってきて、自分でも何か作ってみたくなっています。

さて、どんな実がなるのか。1ヶ月後の自分を「楽しみ」と思えるなんて、どれだけ久しぶりか。見守ってもらえると嬉しいです。


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