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カメラといっしょなら、どこまでも

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写真関連について私が書いたnoteをまとめています。
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2019年4月の記事一覧

あの頃、トイカメラがそばにいた

2011年から13年くらいの時期だったと思う。よく雑貨屋さんでトイカメラを見かけた。 値段はだいたい2000円から3000円くらいで、使い物にならないようなものから案外本格的なものまで、いろんな種類があった。どれもその名の通りオモチャみたいなカラフルなデザインで、学生でも手が届く気軽さが好きだった。 その後iPhoneが登場して、カメラアプリが普及するとともに、気がつけばトイカメラは店頭から姿を消してしまった。 かくいう私も、やっぱりトイカメラからずいぶんと離れていた。

で、結局なんでFUJIが好きなの?

悩みに悩んで、浮気の末に心を決めてFUJIのカメラを迎え入れたのが数か月前のこと(購入時の話は、こちらからどうぞ)。X-T3というミラーレス機を購入した。 買い物では失敗ばかりの私だけど、FUJIを買ったことはこの1年間で最高の決断だったと豪語している。 ところが第三者からは、SONYからFUJIに「ランクダウン」したという捉えられ方をすることも多く、そのたびに「違うんだ!!」という気持ちになる。 こないだの「#複業カメラマンナイト」のイベントでも、質問を受けたときにつ

カメラと会話すること、ありません?

撮影のとき、いつもカメラに話しかけてしまう。「どうしたんだお前」と訝しがらないでほしい。大丈夫、「話しかける」といったって、もちろん声には出してない。 頭の中で、カメラと会話するのだ。人間に向かって話しかけるときよりは、道端の猫にむかって「おいで~」と言うときの感覚に近い。 いい写真が撮れたときは「優秀だねぇ」と褒めるし、なかなかピントが合わないときは「ちがう~~!!」とボヤいたりする。愛機のX-T3は、見た目が私の好みのど真ん中ストライクなので、連れ出すたびに「今日もか

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それでは、良い夢を

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スマホ写真の道は険しい(影を見るのが楽しくなってきた)

良い写真ってなんだろう?~情報量編~

写真集をぱらぱらと眺めながら、頭を抱えていた。 先週会ったときに鈴木心さんが言っていたことが、どうも引っかかってモヤモヤする。「消費されない(時間を越えて愛される)写真には、情報がつまっている」と心さん。 なんとなく、わかる気はする。 1枚の中にぎゅぎゅぎゅっと色んな要素がつまった写真は、観るのに時間がかかる。 「ウォーリーを探せ」みたいにたくさんの人やモノが映っているストリートスナップなんかは、写り込んだ一人ひとりを観察していけば自然と時間は流れる。 反対に、葉っ

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スマホ写真の道は険しい(けど少し楽しくなってきた)