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信用貯金

「1年間住む家を借りるお金は無いけど、1週間泊めてくれる友達が50人いるんだ」
今回の本とは別に、以前読んだ本に書かれていた話。

例えば、都内のゲストハウスのドミトリーが一泊3,500円〜4,000円くらいなので、1年間で考えたら約127万円〜146万円分のコストをまかなえる信用があるってことなんですよ。
(リビングやキッチンの機能があるので、カプセルではなくゲストハウス)

この「信用が価値になる」話は以前からあるものの、あまり強い関心はなかった。

けれど、VALUで落合さんが集めた額が8億円に上ると知り、さらに彼が自分の会社で資金調達した6億円超よりも高いときたら驚きます。(書籍発行時。現在は11億円を超えています)

使う人々は落合陽一の発行するVA(株のようなもの)に、高い信用を置いているため、積極的に売買・流通されており、もはや1つの市場を形成しているとのこと。
(「10年後の仕事図鑑」より)

落合さんの話はちょっとスケールが大きいですが、信用を貯める、という考え方は身近な行動でも置き換えられます。

例えば「飲みに行こう!」と言って誘った時に、理由を聞かずに「いいよいこう!」と言ってくれる人が何人いるか、それは信用貯金を可視化するものかもしれない。

だって、自分の貴重な時間を無条件に費やせる相手って、お互いに信頼があるでしょう?
私は、時間はお金以上に大切だと考えています。だって増やせないんだもの。

あなたに時間を費やしてくれる人には、あなたの信用が貯まっていると思いますよ。

文章を書くこと、写真で日本を伝えることを続けたいと思っています。このブログの運営とモチベーションにします!→http://artjourney.tokyo/