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ひとりの夢をみんなの夢に ~ただの会社員が独立4ヶ月で300人を動員するまでの全記録。~


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こんにちは!!

このnoteは、どこにでもいる地方在住の会社員が、独自のファンづくり戦略にもとづいてSNSを使い、独立4ヶ月目にしては異例といわれる、300人動員のイベントを開催するまでの裏側をまとめたものです。


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2019年9月1日、わたしは、元HKT48で、現在はタレント・モデル・経営者としても大活躍中のゆうこすさんと並んで、300人の前に立っていました。

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300人もの方が、あたたかい拍手につつんでわたしを迎え入れてくれて、わたしのひとことひとことに耳を傾け、なかには涙をうかべてわたしの姿を見守ってくれました。

その日から遡ること、1年4ヶ月。2018年5月のわたしは、福井県のワンルームのお部屋で、お布団にくるまり、ひとりで泣いてばかりの日々を過ごしていました

人と関わることがとにかく苦手。仕事もうまくいかず怒られてばかり。どこかに自分らしくいられる場所があるんじゃないかと思うけど、なににも臆さずチャレンジできる年齢はとっくに過ぎてしまった。

きっとわたしはこの先もひとりぼっちで、いろんなことを我慢して、ただこなすような日々を生きていくんだろうな。それなら生きていてもどうしようもないな…と本当に思っていました。

そんなときに出会ったのがTwittr。SNSで外の世界の人とつながれたらもしかしたらなにか楽しいことがあるかもしれないと思って、アカウントを作りました。もちろん、フォロワー0からのスタートで

はじめから全てがうまくいったわけではありません。誰の目にもとまらないような言葉を、誰に向けてでもなくツイートする日々。ですが、1年をかけて、わたしのフォロワーは0人から1万人になりました。

ツイッターからのご縁であらゆるお仕事をいただくことも増え、2019年4月をもって退職。ライターとしての再スタートをきって、自分らしくいられる場所で、だいすきな人たちと一緒にお仕事ができるようになりました



そんなわたしが独立後、最初の大チャレンジに選んだのが、イベントを主催するということです。

ご存じかもしれませんが、フォロワーの数と影響力・集客力は比例しません。数十万人のフォロワーがいるようなインフルエンサーでも、いざリアルイベントを開催すると、集まったのはたったの数人という話も耳にします。

そんななかで、わたしが臨んだのは、ゆうこすさんをゲストに招いて、“ゆうこすさんの力を一切借りずに300人を自力で集める”ということ。


福井県の片田舎に住む、3人以上の場では話を振られないかぎり言葉を発せないくらいの人見知りで、友達は片手におさまるほどしかいなくて、小学生のときも中学生のときも仲間はずれになっちゃって、高校も休んでばっかりで、学力テストは10点代で、気分屋で、泣き虫で、美人でもなくて、人に会うと3日くらい寝込んでしまうくらいに人との関わりが苦手なわたしが、SNSで出会った方々を、そしてお会いしたことがないような方々までもを、次々と巻き込んで、実際にこれを成し遂げました。


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奇跡のようなできごとで、わたしでももう一度同じことはできるとは思えません。

でも、世界でわたしだけのことをやりました。何者でもないわたしでも、なんにもできないわたしでも、みんなの力を借りて実現することができました。

その経験を「先生」として教えるなんてことはとてもできないけれど、わたしに起きたひとつひとつの出来事と、わたしが何を考えて何を意図してどんな行動をしたのか、その事実が、なにかしらお役に立てるかもしれないと思って、このnoteにすべてをまとめました。


<このnoteがお役に立てる人>
・オンラインオフライン問わず、集客・運営に関わる人
・小規模でもイベントやオフ会を開催してみたいと思っている人
・集客やイベントづくりに失敗したことがある
人を”巻き込む”について知りたい人
・「なぜあの人には人が集まるのだろう」と疑問に思うことがある人
・だれかと誰かと一緒にチャレンジしたい何かがある人
クラファンなどを検討されている人
影響力のある人の力を借りてステップアップしたい人
・自分には何もできないと諦めかけている
・挑戦する勇気や、元気が欲しい人!!!
【目次】

第1章 ただの会社員だったわたしが、300人規模のイベントを開催するまでの全記録
「イベントやります」と決意をした瞬間から、当日までの裏側を時系列にお伝えします(お恥ずかしいくらいのドタバタ劇です、でもリアルです)。

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第2章 「どうやって、ゆうこすさんをイベントに呼んだの?」~自分より圧倒的に影響力のある人を巻き込む方法~

影響力のある人を巻き込む方法について、無名のわたしがゆうこすさんをどうやってゲストにお迎えするにいたったのかを例にお伝えします。人を巻き込む・人の力を借りるときに大事なことについて、はっきりと明言をしている人ってなかなかいないと思うのですが(打算的な見え方をするので…)、少しでも役に立てたらと思って、考えていたことを率直に書きました。

■相手の最低限の好き嫌いを知り、まずは土俵に立つ。
■「YES」をとろうとするだけでは甘い。
■最後のひと押し、感動ポイントを刺す。

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第3章 なぜ300人規模のイベントを成功させられたのか?
300人規模のイベントを実際にやってみたからこそ見えた、成功要因を振り返ります。他のイベントやセミナー集客をするときにも使えそうなポイントに絞りました。わたしの強みは「実際にやったこと」。机上の空論ではなく、生の事例で解説をします。

■「わたしの夢をみんなの夢に」、そのとき考えていたこと。
■300名を集めた、人海戦術作戦とは。
■どうやってツイッター全国トレンド入りができたのか?
■300人規模のイベントで来場者満足度を最大限にする仕掛け
■イベントまであと1週間、最後のかけこみで80席販売の秘策
■75名を超える運営チームの熱量を保ち続けるためにしたこと

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第4章 もしあのときの自分にアドバイスするなら…?
もちろんうまくいったことばかりではありません。反面教師としてわたしの失敗を生かしてください・・・。



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第5章 おわりに

※検索をすれば出てきたり、本に書いてあったり、わたしよりもわかりやすくお伝えできる人がいるようなノウハウは書いていません。実際にやったからこそ書けることだけを書きました。

このnoteを使ってもらえたら、たとえば、参加費5000円のセミナーにせめてひとりは、参加費1000円のイベントにせめてあと5人は、追加で来てもらうことができるかなと思います(全くお役に立たないと思われたら、noteの規定に基づいて返金の対応もしますので、まずは手に取っていただけたら嬉しいです ※ただし、マガジンでのお得な購入の場合、システム上、返金いたしかねますこと、ご了承ください)。


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ここまでを読んで「自分には必要ないな」と思われたら、閉じていただいて大丈夫です。ただ、もし少しお時間をいただけるなら、ぜひこちらの記事を読んでいただけたら嬉しいです。


それではいよいよ本編へ・・・!


第1章 ただの会社員だったわたしが、300人動員のイベントを開催するまでの全記録

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この章では、イベントを主催しようと思い立った瞬間から、当日にいたるまでの記録を公開します。詳しい解説は第2章以降でお伝えをしていくので、まずは、時系列・事実ベースでその経緯をお伝えします。


2019/5/28
わたしが所属している、オンラインサロンの合宿が開かれる。その飲み会の席で、親しくさせていただいている方から、「ゆうこすとイベントやってみたら?」と言われる。熱中できることを探していたこともあり、それを真に受けて「やりたい!!!!」と、勢いだけで決意する。

<当時のわたしのスペック>
福井県在住、26歳。病院(福祉職)を2019年4月末で退職したものの何をしていくか迷走中。ネットでは騒がしいのに対面だとおとなしいので「ネット弁慶」と呼ばれている。


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合宿2日目。参加者約20名の前で、2日間を経て自分がした意思決定を、発表しないといけない状況に。言えることがなかったので「ゆうこすさんとイベントをやります」と約束してしまう。やらざるを得なくなる。

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地元福井県に帰り、冷静になる。「やります」と勝手に宣言したものの、ゆうこすさん側とのコネもなにもないことに気づく。とりあえず、ゆうこすさんの事務所宛てにメールを送る。もちろんはじめましてなので「はじめまして、突然のメール、失礼します。・・・」と。

(※何者でもないわたしがゆうこすさんを巻き込むためになにを考えどんなメッセージをこめたのかは第2章で全解説します)。


そこから全てははじまって・・・。このときはまだ、大波乱の夏を向かえることになるとは思ってもいませんでした。

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