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大好きな方がトップスターになります。

久しぶりの更新ですね。
基本的に忘れた頃にフラッと書くのが好きなので、このスタンスでいいんです。

それは置いといて。
2/7、事は動いた。

トップスター就任。

キキちゃーーーーーーーーーーーーん!!!!!!
(※キキ=芹香さんの愛称)

友人たちは私が芹香さんを贔屓にしてることを知ってるから、LINEも TwitterのDMも届くわで。

地味に仕事が忙しくて、発表になった時間帯に携帯をチェックすることができず。゚(゚´ω`゚)゚。
某所からのお知らせも沢山届いて、うわーーーーん。゚(゚´ω`゚)゚。ってなりました

仕事終わって駅に向かう道中、電車の中で泣くのを堪えて。
私が芹香さんに関わって来た時間なんて彼女のタカラジェンヌとしての時間の長さからしたら、1/10あるかないか、ないくらいに短い。
それでも、今間違いなく1番大好きで1番応援している方がトップになる…
3番手の時代をほとんど経験してないトップになるキキちゃん。


↑ここまでトップ就任決定のアナウンスが出た2/7に書いて、その後感情がぐちゃぐちゃになってたので書けずにいました。


何とかぐちゃぐちゃな感情のまま、とある特権を駆使したり、1月のDSの感想を送ろうと思って途中書きだった、お手紙を書き直して後日送りました。
久しぶりに長文になりました。笑
DSの帰りに梅田LOFTでDSのコンセプトっぽいレターセットを買ったけど、1回で便箋使い切って足りなくなりました。(実話)

まあ、そんなことはどうでもいいや。

現トップコンビの退団公演初日を迎えたら、「自分が応援している方がトップになる」という実感が沸くのかな?と思ったりもした。確かに醸し出す色気や気品とかが今まで纏っていたものとは桁違いに凄かった。
でも、まだどこか夢見心地だった。
真風さん退団も、真風さんと一緒に退団する方たちを観ていても、初日観た時には「退団する」という実感がなかった。

宝塚には退団される方の化粧前が千穐楽10日前になると白くなるという文化がある。
退団者のファンも観劇の際は白い服だったりする。

ちょうどこれを書いてる今、10日前を切っている。この週末が大劇場最後の土日、という何なら、千穐楽まであと10公演もないどころか、寧ろ楽まであと数日しかない。
真風さんの退団も、漸く現実なんだ、と感じ始めている。
自分が尊敬して、大好きな芹香さんがトップになる、ということを少しずつ実感し始めている。
そして、自分の心もどこか上の空で、ザワザワしているようにも感じるこの頃。


以前の記事で宝塚を初観劇してから宙組初観劇するまでのことを書きましたが、その中では芹香さんのお名前を敢えて出しませんでした。
私を知ってる人が私が彼女を好きなことを知ってるってだけでいい、と思っていたから。

でも、これからは自分の「好き」をもっと伝えていこうと思う。

彼女に出逢うまでは星組多めではあったけど、各組満遍なく観て、その中からご贔屓様、所謂「推し」を見つけたらいい、と思ってました。(初観劇で礼さん観てるので礼さんを好きだなぁ、って感じでは観ていたけど贔屓と言うには少し違っていた)

宙組初観劇の時に出逢ってしまった。

勿論、早い遅いはあるし、正直もっと早くに出逢いたかった、と今でも思っている。この後悔はファンを続ける限り永遠に消えない。
彼女が2番手になられたのは2014年のエリザベートの後。そこから約8年超。

……長いね。。

平均的に2番手さんがトップになる時って2〜3年ぐらいな印象がある。
前星組トップの紅さんも長かったけど、それよりも更に長い。
私より、星組時代から、花組の下級生の頃からずっと応援されてきた方はずっともどかしい気持ちを抱いていたと思う。

それでも。。

今、「芹香斗亜」という1人のスターに出逢って、応援できてる、ということがすごく幸せなんだ。
勿論、応援の仕方だって人それぞれあって、自分の仕事や家庭、お財布事情もあるから、これが正解というものはない。
私は私のやり方で応援をする。

芹香さんに出逢ってから沢山の仲間に出逢って、普通に観劇して終わったらスッと帰るみたいなことを続けてたらきっと出逢えなかった。
Never Say Goodbye の時に Twitterのあるフォロワーさんから「折角観劇被るならお会いしませんか?」と声を掛けてくださったのも1つのターニングポイントだったかと思う。
宙組、そして芹香さんがキッカケで繋いでいただけた縁が少しずつ広がっていくのをこの1年すごく感じている。
宝塚のファンをやってなかったら、きっと出逢えなかった人たち。
その縁をこれからも大事にしていきたい。
観劇も勿論楽しみだけど、その仲間たちに逢うのも楽しみなんだ。

芹香さんに出逢ってから、本当に価値観がすごく変化した。
今までは嫌なことがあればネガティブになるし、それを何日も引きずることだってザラ。
だけど、今は「こんなことさっさと忘れよ。次!」って感じで切り替えるし、寧ろ自分から笑い話にしようと考える。
「こんなことがあって、アホやろ、私!」って考えてた方がずっと楽しい。

実際先日やらかしました、Twitterで言ったけど。笑
凹むのはその直後だけにしてる。そう考えて生きてると、気持ちがスッと楽になってる。
過去の失敗は勿論あるけど、ネガティブにずっと引っ張られてたら、その時間がすごく無駄。
「あの時はAという道を選んで失敗した。じゃあ、Bという道を選ぼう」という思考回路が出てこない。そういう経験から生まれる試行錯誤は大事。


恥を承知で書くけれど、この年齢になるまで、今まで苦手でやろうと思ったりもしたけど、どうしても「義務感」があって、どうしても好きになれなかった化粧。
普通に街中をノーメイクで出歩いたりとかもしてた。
母や妹に「化粧っ気がない」って言われてたし、「化粧しないとヤバいよ」と言われるほどに化粧もしてこなかった。(実話)
それでも、「化粧をちゃんとしよう」という考えに変わったのも芹香さんに出逢ったから。
綺麗に着飾って観劇したいと思うようになったから。
あとはやはり1月のDSが決定打。今後もああいう舞台よりも近くで観られる機会があるなら、「このままじゃ絶対にダメ」と本気で思ったから。
だから、最近は観劇に行く前はちゃんとメイクもする。下手なりに。
少しずつ楽しくなってきたように思えるこの頃。
「義務」じゃなくて、「誰かのために」って考えると、それがしんどくなくなる。
勿論、ある程度の自己投資は必要。最初は不純な動機だったかもしれないけど、それが巡りに巡って自分の元に返ってくる自己投資なら苦じゃない。

 コロナ禍入って、価値観が確かに変化した部分はある。
変わったものと、変わらないものがある。
だけど、芹香さんに出逢って人生が間違いなく変わった。
モノクロでしか無かった、殺風景な景色に色をつけてくれた。
彩りが出てきた。

この年齢になってくると、新しく友人を作るのも難しくなってくる。
でも、宝塚を通じて知り合えた。人見知りなのに、Twitterで会話したことがあると、「初めまして」な気がしなくて、会話ができた。
多分、それもなく全くの初めてだったら、柱の陰とかに逃げ込んでたと思う。
子供の頃から転校先で嫌というほど、自己紹介の挨拶をやらされたけど、やっぱり今でも初対面で自分から会話を作っていくのが苦手。
だから、友達が少ない。苦笑

これ見たTwitterのフォロワーさん、お友達になってください。(ここで言うな)←


正直、トップ就任の発表があった直後、自分でも今までに感じたことのない感情になって、「自分が応援している方がトップスターになる」ってこういうことなのか…と感じた。
あの時の感情を言葉にするのは今でも難しい。
だけど、それを2番手、3番手、下級生の時から応援してきて、トップになるのをリアルタイムで見てきた今のトップさんのファンの方たちや、退団された元トップさんのファンの方たちはみんな通ってきた道なんだよね。
同期や関わってきた上級生たちからの、「ずっと待ってたよ!」というSNSの声が自分のことのように嬉しくて。

特に愛月さんや蒼羽さんのメッセージがめちゃくちゃ嬉しくて、泣き腫らした顔に更に泣くんじゃないかと思ったり。笑

明日海さん退団の頃、花組を継ぐのは今の柚香さんではなく、芹香さんに継いで欲しかった声があったのも記憶している。
でも、柚香さんが就任されてから花組さんは逆境に立たされることが多いけど、柚香さんで良かったと思ってる。何度か花組さんを観ていてすごく思う。
勿論、花組の芹香さんは映像でしか観れてないので、あれこれ言うには烏滸がましさを感じるけれど、宙組に来てからの彼女はふわっと羽が生えたように軽くなったようにも思う。
それは群盗の頃のこのインタビューにも表れてる気がする。

特にここ1〜2年は「舞台が本当に楽しくて、楽しくて!」というのが滲み出てて、オペラで芹香さんを追っていても同じ感想にならない。語彙力がないので、「ヤバい」とかそんな感想になってしまうけど。苦笑
花組さんって、宝塚の中でも1番最初に出来た組でもあるし、5組それぞれあっても花組って1つの大きなブランドだと思う。
星組に配属されて下級生時代の半分以上を過ごして、「花組へ組替え」と言われた時はご本人も「大変なことになったぞ」と思われただろうけど、「まー、何とかなるやろ」と飄々とされてたんじゃないかな。でも、実際行ってみたら想像以上に大変だった、というのがインタビューの話の節々に表れてる。

花組で培ったものを持って宙組に行って、「星組、花組で培ったものは財産」と言えるのも。当時は大変だったけど、今振り返ると今の自分のプラスにしかなってないと思えてるってことよね。
このインタビュー当時はまだ同期もいて、真風さんの近くで原点回帰しつつ舞台を楽しめてたのかな、とか。
今回の真風さん退団公演の「007 カジノ・ロワイヤル〜わが名はボンド〜」も宝塚まで飛んで複数回既に観てますが、真風さんの男役の集大成としてもそこは持て余すことなく観れてると思うし、真風さんから宙組のバトンを引き継ぐ芹香さんが本当にカッコよくて。
今までに観たことのない、色気やカッコよさを醸し出してて、「立場が変わる、ってこういうことなのか…」と感じてすごく鳥肌が立った。
勿論、場面場面で「こういうお役を観るのも今回が最後なのか…」と思うと感傷的になってしまった部分も沢山あった。
宙組のバトンをこれからの未来に繋ぐ覚悟もあって。
書いてたら、だんだん泣けてきた。

以前、誰かが「トップスター就任は退団へのカウントダウン」と言っていた。
タカラジェンヌがタカラジェンヌである時間は有限で、その長短は人それぞれ。
そして、トップスター・トップ娘役になれるのは全体で約400人いる生徒さんの中でも一握り。
その一握りの中に自分が応援している方がいるってすごく光栄なこと。
今の真風さんと同じように退団する頃にどんな景色やどんな未来が待ち受けているかは分からない。
でも、芹香さんと相手役の春乃さくらちゃんを中心に創り上げるこれからの未来、そして寿組長退団で新しいフェーズに入る宙組。
宙組のこれからが本当に楽しみでしかない。

芹香さんと春乃さくらちゃんがどんな景色を見せて下さるのか、そして1人のファンとしてその行く末をしっかり見届けたい。

改めておめでとうございます。
どんな未来が待ち受けていても、芹香さんが先頭にいるなら、ファンの私ははしっかり振り落とされないようについて行く所存です。
これから観せてくださる景色がどんな風に彩られた風景なのか、真っ白なキャンバスにどんな景色が描かれるのかが本当に楽しみです。

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