情報量の波に飲まれてしまいそうだ。

宙組千穐楽から少し時間が経ち、自分の心も少し落ち着いて来たので書くことにします。
千穐楽直後ではこの感情を咀嚼するのはムリだったので、やはり時間が必要だった。

先日、雪組観劇の予定もあったので、千穐楽ぶりに日比谷へ行った。
雪組の感想はさておき、ちょうど宙組のあとに公演するのが贔屓の同期生の彩風咲奈さん率いる雪組。初日直前に上級生2人を始めとする4名の休演のアナウンス。
星組、月組も中止していたけれど、再開したが何人かは休演。
どの組も満身創痍の中で公演が続いているな、と痛感。
宙組が特別だった、という訳ではないけど、ただあの時は宙組全体としても、ファンも「真風さんたちを公演を止めることなく送り出したい」というベクトルに一致して1度も止まることなくあの千穐楽を迎えられたのは本当に良かった。

そして、雪組さんの時に自分の贔屓がトップになってから初めて日比谷に行った。
キャトルレーヴを観ても、今まで真風さんの大きな写真が飾られていたところに贔屓の写真。
スカイステージの視聴案内のリーフレットであったり、色んな雑誌に次から次へと出て、この情報量の多さに追いつかない。
でも、この嬉しい悲鳴をどう自分の中で咀嚼すれば良いのか、慣れてないせいでやり方が分からない。

先日、お披露目公演のポスターが解禁された。日比谷に行くタイミングが雪組の観劇が終わってしまったのもあって、まだチラシを観れていない。
(雪組千穐楽翌日に私用で近くまで出る用があったので、用件終了後にキャトルまで足を伸ばしてようやくチラシをいただいた。)
ただ、こうやってこれから沢山真ん中にいるポスターに出会えるのか、と思うととても嬉しい。


そんなことを考えながら日々を過ごしていたら、エクスカリバー初日の7/23が来てしまった。
トップ就任が発表された2/7から5ヶ月半ほど。長いように感じていたけど、あっという間だった。

これから、芹香・春乃体制の宙組が本格的に始まるかと思うと楽しみ。

以前にも話したかもしれないが、「贔屓」と呼べるほどに好きになったタカラジェンヌは芹香さんが初めて。
その彼女がトップスターとして、主演の舞台に立った。
2番手のときに主演舞台を観てきてはいるが、その時と持つ意味合いもきっと違う。
「トップスター」という重み。きっと、私には分からないような色んな重責が沢山待ち受けてると思う。
だけど、1人のファンとして、これからの景色を心に刻んでいきたい。
有難いことに、本日初日の幕を開けたプレお披露目の「エクスカリバー」を公演中に観る機会を頂けた。
きっと、観たら泣いてしまうだろう。

新聞社各社から流れてきた写真がどれも素敵で。
出逢ってからのこれまでに観てきた舞台が走馬灯のように感じた。
同じ作品に出てはいても、殆ど絡んだことがなく、お芝居をするのも一緒にデュエットをするのも初な相手役の春乃さくらちゃん。
どんな化学反応が起きるのか、どんな景色を見せて下さるのか、本当に楽しみ

今朝、キャトルレーヴのサイトにスチール写真がアップされた。
どの写真もカッコよくて、いつも最高を更新して下さってはいたけれど、立場が変わったからと言って、そこは全く揺らぎがないことにも安心している。
何より、2人写りの写真が素敵すぎた
先日、110周年の概要が発表され、宙組はあの人気ゲームの「Final Fantasy 16」を演ることが決まっている。あの写真を観て、宙組がFF16を演るという事実にすごく説得力を感じた。

宙組だから、宙組じゃなきゃ出来ない演目なんだ、と。

新しい宙組の船出。
芹香号はどこに向かうんだろうか…
宇宙の果てのその行き着く先までしっかり見届けていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?