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インドで買った美容品レポ

インドで買った美容品をまとめていきたいと思います。

アーユルヴェーダとは


インドといえば、アーユルヴェーダの発祥の地として有名ですよね。
アーユルヴェーダは、インド発祥の伝統的な医学で、約5000年前から伝えられてきたそうです。
食事・マッサージ・瞑想・ヨガ・プラーナーヤーマ(呼吸法)などを用いて、身体・心・精神の健康を維持することを目的としています。
また、世界三大伝統医学の一つであり、現在では、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、パキスタン、アメリカ、ヨーロッパなどで広く実践されています。

現地で出会ったインド人は皆、健康や美容に対する意識が高く、アーユルヴェーダの教えを生活に取り入れている人が多い印象でした。
マーケットで購入できる化粧品や生活用品もアーユルヴェーダを意識した商品が多いので、滞在中に使用した商品を記録しておきたいと思います。

アムラオイル Amla Oil


アムラは、インドのグーズベリーとも呼ばれ、インドのアーユルヴェーダでも珍重され広く使われている果物です。
アムラには、吸収性の高いビタミンCをはじめ、健康に重要な栄養素が豊富に含まれています。
アムラには、髪を太く、柔らかく、つややかにし、油分を抑えてくれる効果があるそうです。
また、髪だけでなく消化器系の病気の治療をサポートし、肝臓と消化器系の仕事を正常化し、コレステロールと砂糖のレベルを調整し、胃酸の量のバランスをとる役割もあるとのこと。
代謝を早めてくれる上に、筋肉量を増やす効果もあるので、体重を落とすことにも効果的という、万能オイル。すごすぎ。

使い始めて1週間ですが、確かにツヤが増えたような!
匂いは結構強くて外国の香水でありそうな匂いですが、私は結構すき。
アーユルヴェーダの先生に聞いたところ、シャワーを浴びる1時間前にこのオイルでヘアマッサージををしてから洗い流すと頭皮も柔らかくなるとのこと。

アクネピンプルクリーム Khadi Acne Pimple cream

ニキビや吹き出物に効くクリーム。
アロエベラ・レモンピール・ティーツリーオイル・クローブ・カモミール・バシルオイルが含まれていて、ノンケミカルです。

初期ニキビに塗ったら翌日めっちゃきれいに治ってたのでニキビには効果がありそうですが、ニキビ跡はまだ効果が出てきてないです。
ただ、ニキビがない部分につけたら結構ヒリヒリしたので、顔全体ではなくスポットでつけること◎

アングラッグ マッドパック Angrag Mud Pack

アーユルヴェーダの治療を行っているお店で使ってもらったパック。
フェイシャルマッサージは1200ルピー(約2000円)でした。
所要時間は1時間でマッサージとスクラブとパックをしてくれました。

目を瞑ってたのでどんな感じだったか分からないのですが、ハーブのパックがめちゃくちゃ気持ちかった!

あとはギーという牛乳から作られたピュアオイルも顔全体に塗りたくられました。油っぽい感じはなかったです。
マッサージ⇒スクラブ⇒ハーブパック⇒保湿の順番でやってくれるんですが、薬剤塗って⇒びちゃびちゃのタオルで強めにふき取るを繰り替えすので、顔が持ってかれそうになりました。

ここのお店は、施術前にアーユルヴェーダの診断をしてくれました。
アーユルヴェーダには、この世界を構成する5大元素という考え方があり、
地・水・火・空・風がそれに該当します。
人間の身体の中にもこの5大元素が存在していると言われていて、人間の身体のエネルギーの源になっています。
人間の体質は「ドーシャ」と呼ばれる3種類のエネルギーに分類され、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」と呼ばれます。

  • ヴァータ(空・風):動き、活動力、冷たい、希薄、変わりやすい、軽い

  • ピッタ(火・水):鋭い、熱い、流動的、酸っぱい、油っぽい、強い刺激がある

  • カパ(水・地):柔らかさ、粘り気、湿気、重さ、鈍さ

人間はこの3つのドーシャをすべて持っていますが、そのバランスは人それぞれです。
どれが優れているとか劣っているということはなくて、この3つのバランスをコントロールすることで、健康的に生活をすることができると考えられています。

私は「ピッタ」が1番多くて「カパ」が2番目、「ヴァータ」が3番目という結果でした。
先生が生活習慣についていくつか質問して、身体の悩みとか不調とか相談して、脈を測って、診断結果が出るという流れです。

「ピッタ」は火のエレメントで、良い特徴としては、社会的でコミュニケーション能力が高く、自信にに満ち溢れていて、知的で野心家。一方悪い特徴としては、競争心が高く、イライラしやすい、批判的で傲慢になりやすいとのこと。
「ピッタ」の割合が多い人は、熱を増やさないことと、熱を鎮めること必要があり、そのためには食事を見直すことが大切です。

例えば、「ピッタ」の性質をもつ食材として、生の玉ねぎやトウガラシ・にんにく・酸味の強い果物などがあります。味覚でいうと辛み・塩味です。
同じ火のエネルギーをもつ食材を摂ってしまうと、どんどん「ピッタ」の割合が増えて、気性が荒くなったり感情的になってしまいます。
熱を鎮めるためには、甘味が効果的です。
穀物の自然な甘みや、はちみつ、みずみずしい新鮮な緑黄色野菜などがオススメです。

このように、自分のドーシャがどの割合なのかを理解し、毎日の生活の中でそのバランスを意識することで、健康的な生活を送ろう!というのがアーユルヴェーダの教えです。
自分の見た目や性格、感情までもが食事の影響を受けているというのは、面白いですよね。

私が大好きなコーヒーやアルコール、お肉は「ピッタ」を増加させるとアーユルヴェーダの先生から聞いて、心当たりがあるなぁと思う一方で、やめるのはなかなかチャレンジングだなと思うのでした。


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