インド式鼻うがい(CLEANSING PROCESS)のススメ
インド式鼻うがい(CLEANSING PROCESS)とは
インド式鼻うがい(CLEANSING PROCESS)は、インド医学であるアーユルヴェーダの教えに基づいた鼻洗浄で、身体を清める目的で行われます。
私たちが朝起きてすぐに歯磨きをするのと同じで、インドでは朝起きて、シャワーを浴びて、歯磨き、鼻うがいをして身体をクリーンな状態にする習慣があるそうです。
顔には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった五感が集まっていて、鼻はその中心にあるので、鼻の通りを良くすることで、身体全体の気の流れを良くして、感覚を研ぎ澄ますことができます。
また、鼻の奥にある細菌やウィルスを洗い流すことができるので、風邪予防にも効果的です。
元々ヨガは、自分自身の身体を観察し理解することを目的としているため、この鼻うがいをすることで、呼吸の流れや血液が循環する感覚をより繊細に味わうことができる、というわけです。
やり方
やり方はとっても簡単。
ネティポットとは、ジョウロのような形の容器で、これを使うと誰でも簡単に鼻うがいできます。
<準備するもの>
ネティポット
食塩
ぬるま湯(人肌くらい)
学校ではプラスチックの容器が配られましたが、もっと可愛いものもたくさんあるようなので、是非検索してみてください。
<やり方>
ぬるま湯に食塩を入れる(水1リットルに対して食塩9グラムくらい)
30度くらい前傾姿勢で、右から水を流し込む
1ポット分(300mlくらい)流し終えたら、左も同様に
注意点
メリットばかりの鼻うがいですが、いくつか注意点があるので参考ください。
<注意点>
鼻は右側が交感神経、左側が副交感神経と密接に関係していると言われています。なので、右から行い、交感神経をアクティブにしましょう。
首を傾けすぎると、水が耳に流れてしまう可能性があるので、30度くらい傾けると良いです。
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