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ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の石けん :手作りせっけん記録

1年くらい前から「赤い石けんチャレンジ」という、植物色素で手作り石けんを赤っぽく染めるコレクションに取り組んでいます。全然まとまっていなくて途中休憩多すぎるのですが、漬けっぱなしのオイルとかたくさんあるのでやり切ります。
で、結構前に英語の石けんグループのどこかで、レッドドラゴンフルーツで赤い石けんって文字を見たんですよ。色素のタイプから考えたら無理でしょと思いながらもずっと引っかかっていて、それ以来ドラゴンフルーツを使うなら白より赤と決めていたフシがあります。

できた石けん

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案の定、赤は残ってませんけどね。

避けずに入れてしまった種のつぶつぶ感がちょっと気持ち悪い、ベージュの石けんができました。

見た目の悪さに反して、使ってみるととてもおもしろい石けん、実は泡がすごいんです!

ドラゴンフルーツのピューレを石けんタネに混ぜてぐるぐるした時に、トレースとは違う糸を引くような粘りが出たのです。
まさかドラゴンフルーツがネバネバ系だったなんて!
そのネバネバが残ってとっても泡持ちがよく、手で泡立てると滑らかでやはり糸を引くような泡、泡だてネットを使えばモコモコでいつまでもへたらない丈夫な泡になります。たっぷりの泡洗顔が気持ちいいです。

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レシピメモ

ひまわり油、米油、ココナッツ油、パーム油
ドラゴンフルーツ(固形分を感じなくなるまでフォークで潰した実)を、水分の4割ほど置き換え、トレースが出るかなくらいで投入
NaOH、精製水、無香料

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ドラゴンフルーツ丸ごとの写真を撮っていませんでした。
赤は石けんタネに入れた直後に消え去って黄色に。解禁の頃には前述の通りベージュになりました。

まとめ

ネバネバがジュース部分にあるのか黒い種から出たのかは分かりません。
種はスクラブには少し大きいけど見た目のアクセントにはいいかな。
白なら比較的いつでも手に入る素材なので、ネバネバが恋しくなったらまた作ろうと思います。

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