写真の整理をしてみて・・・今は紙とスマホの両面で整理を必要があるかも
モノの整理の中でいちばん難しいのが、たぶん写真の整理だと思います。
なぜ写真整理に時間がかかるのか?というと
写真そのものに思い出が詰まっている
他の人が映っていると 処分してはいけない気持ちになる
写真整理をする途中に 思い出に浸って作業が進まない
と言ったところでしょうか。
しかも今、写真はスマホで撮る時代
画像や動画データで残っている方も多いと思います。
実際、私のところにも
「スマホの写真が多すぎて困ってます・・・」
というご相談をいただきます。
はじめの一歩としては
「重複している写真、もう使わないとわかっている写真は、どんどん削除しましょう」
とお伝えはするのですが・・・
重要なのは、その先!
写真整理した「後」のことを考えてみることが大切です。
写真を整理した後 どんな形で見返したいか?を考える
おそらくほとんどの方は
写真を整理する、と言うと
「写真の量を減らす」
ことに目が行くと思います。
確かに、写真の量が多すぎる場合は、紙・デジタルを問わず、写真の量を減らすことが必要になります。
でも
「写真を整理する=写真の量を減らす」
ではないですよね。
そこで、写真を整理する際に
「写真を整理した後、どんな形でみかえしたいか?」
を考えると、案外写真整理がうまくいくかもしれません。
私の写真を整理する基準は
では私は、どのように考えたか?
というと・・・
の2つの方法で写真を見るのが、持っている写真、そしてその思い出を活かす良い方法なんじゃないか?
と考えました。
そこで、写真整理の目標を、以下のように設定
特に思い出の深い写真をアルバムにして残す
紙にするほどではないが また見返したい写真をスマホで保存する
アルバムで見る写真の整理
まずは、アルバムで見る写真の整理から
といっても、紙の写真を整理したのは
今から8年くらい前
「整理したい」と思ったきっかけは、子どもの頃からのアルバム自体が劣化してきたことからでした。
すでにその時、アルバムの背表紙がボロボロで・・・
この状態でアルバムを保管するのは限界にきていました。
そして、当時のアルバムの量がこれくらい↓
まあまあな量の写真があったのが、お分かりいただけると思います。
持っていた写真の中には「いいな」と思う写真もあれば、自分にとっては「黒歴史だろ」思えるようなもありまして・・・(笑)
(当時は「思い出したくない過去に蓋をしたい」そんな思いが強かったんだと思います)
その時は
「いいな」と思う写真をそのまま残すことにしました。
紙の写真を整理した当時でも、昔の色褪せた写真を復元する技術はありましたが
「色褪せた写真をそのまま残したい」
という思いで、残す写真もあえてそのまま移動しています。
古いアルバムからは、写真だけじゃなく、両親が書いたタイトルもそのまま新しいアルバムへ移動しました。
そうすることで、アルバムから両親の温もりも感じられます。
そして、残した写真を新しいアルバムへ移動する際も、時系列などはざっくりと
子どもの頃のことは記憶に残っていないことも多いため、時系列にこだわりうすぎると、かえってアルバム整理が進みません。
そのため、日時や時系列には必要以上にこだわらないようにしました。
当時は、そんなざっくりした方法で写真整理を進めたのですが、この方法で見たい写真だけが残って、アルバムを見返すのが楽しくなりました。
そして、紙の写真の整理自体は、この当時すでにできていたのですが
「写真をアルバムに貼る」
ことが、独身時代の分を貼るところで止まり・・・
気が付けば8年近く経ってしまいました(笑)
スマホで見る写真の整理
その間、紙の写真はほとんど増えませんでしたが
今度は時間経過とともに、スマホで撮影・保存している写真が増えてきました。
以前、紙の写真整理をしたことで、スマホで撮った写真を整理する基準が決まっていたので
「要らない」と判断した写真や動画は、早いうちに削除できるように
さらに、スマホを機種変更するタイミングで、スマホの画像をパソコンの外付けHDDに保存したりもしてはいるのですが、それでも、残したい写真はあるわけで・・・
結局
「スマホで見たい写真が見づらい」
と感じることが多くなってきました。
そこで、8年間放りっぱなしにしていた、整理した結婚後の写真をアルバムに貼るのに合わせて、スマホや外付けHDDに保存している写真を
アルバムにする写真
スマホで見る写真
に整理することにしました。
思いの外 スマホ→紙にしたい写真が少なかった
実際にスマホで撮った写真を整理すると
最初に
「紙にしたい写真が少ない」
ことに気きました。
おそらく、そう思ったのは
「スマホで見る写真をわざわざ紙にするのは面倒」
だからではないでしょうか。
以前は、紙で写真をいただくこともありましたが、今はそんなこともほとんどなくなりましたもんね。
そんなこともあり
紙にした写真は、旅行へ行った時の写真くらいで、その他はスマホで保存することにしました。
かといって、残している写真の全てをスマホに保存するのは
見たい写真を探す足かせになる
スマホ(クラウド)の容量を圧迫する
ことになりかねません。
気に入っている画像はスライドショーに
そこで、これらの不安要素を解消しつつ、見たい写真を眺められるように、お気に入りの写真を「スライドショー」にしました。
スライドショーは動画のため、写真よりもデータ容量が大きいです。
でも、一本の動画は数十枚の画像よりも容量が小さくなりますよね。
お気に入りの画像をスライドショーにすることで、見返したい写真をすぐに見ることができるようになりました。
ちなみに、スライドショーにした画像
スマホからは削除したのですが、「また見たい」と思うこともあるかもしれないので、今のところその画像は、外付けHDDに保存しています。
HDDの容量に余裕があるので、それはそれでいいんですw
スマホに保存している画像には「メモ」の画像もあった
そして、スマホで写真を見るとき
「見づらい」
と感じていた、いちばんの原因が
思い出の画像
資料にしたい「メモ」画像=情報
が混在していたこと
これが、スマホの写真アプリを見づらくしていました。
そこで、スマホの写真アプリに入っていた、プライベートのメモ的な画像を、全てiPhoneのメモアプリへ移動することに
さらに、仕事で使う資料画像は、仕事用で使っているクラウドへ移動しました。
その結果
思い出写真→写真アプリ
仕事の資料やメモ画像→仕事用のクラウド
プライベートのメモ画像→iPhoneメモ
に分類することができ、見たい写真や資料が探しやすくなりました。
メモアプリの数は増えましたが、もう一度見返したい資料は、メモアプリで残す方が検索しやすくなったので、メモアプリに移動してよかったなあと思っています。
紙・スマホの写真整理をした結果は
最終的にスマホの画像を整理すると、画像と動画を合わせても300を切る数に減らすことができました。
これくらいの数だと、見たい画像をすぐ見返すことができます。
そして、紙の写真は
古い写真はアルバムに貼る
デジタル保存しているお気に入りの写真は フォトブックにする
ことで、いい思い出だけが残って、とても見返しやすくなりました。
そして、スマホの写真も枚数が減ったことで「見たい」と思う画像や動画が見やすくなりました。
万が一に備えて、スマホの写真を外付けHDDに保存しているので、そこも安心材料になっています。
写真整理をする際のポイント
写真を整理する際には、まず
を考えるのが大きなポイントです。
そして、今はデジタルの写真が多くなっているので、どんな種類の画像なのか、が判断できることも重要になってきます。
資料
メモ
仕事のツールの一環
思い出
等、種類も多岐わたるので、撮影した画像や動画が、どの種類に当てはまるかを意識するようにしましょう。
そうすることで、分類ができるのと同時に
どの画像が必要
どの画像が不要
この判断が付きやすくなります。
写真の整理は、思い出の整理
今はそれにプラスで、情報の整理にもなります。
写真を整理してみると、他のモノの整理にもつながるかも?しれません。