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ミークファヤー


「メイクミーファイヤー」じゃないよ!どういう意味なの?それ。
沖縄の言葉で「ミークファヤー」。直訳すると「目を固くする」かな?要するに「おめざ」ね。朝起きて熱いお茶と一緒に食べる茶請け。オバーなんかは「クルザーター」。これも響きがいいね、黒糖のこと。もちろんチョコレートでもいいし、お茶じゃなくてコーヒーでも。

そういえば何で沖縄のオバーの家のお菓子入れ(だいたいケルドセンバタークッキーの丸い缶)に入っているお菓子は独特かね?ショウガせんべいとかどぎつい色したアメリカーお菓子とか。これ結構な確率で入ってるよね?

前にYouTubeでも取り上げたんだけど「タンナファクルー」も「ミークファヤー」にもってこいだわけ。「口の中の水分持っていかれる系」って言われがちだけど。これなら冷たいミルクとも合うね。

そもそも「タンナファクルー」っていうのは明治時代からある沖縄の代表的な伝統菓子なんだけど、その名前の由来が創業者の玉那覇さんが色黒だったってことで、玉那覇の「タンナファ」、色黒の「クルー」。あだ名を商品名にしたっていうからすごいよね。

でもこのエピソード、今のご時世だとコンプライアンス的に難しいかもだから「タンナファクルー」の名前の由来聞かれたら、「玉那覇さんの仲間」という意味で「タンナファCREW」ですって言うのはどうかな?
いいと思わない?

写真はマルタマのタンナファクルー

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