見出し画像

市だご探検●取材メモ2024/8/22

図書館に市だごのことを調べに行った際に、木山出身の50代の方とお会いしました。昔、叔母さまの家で市だごを出していたそうです。分かったことがあったので、下記にメモします。

初市に合わせて、3日分くらいのあんこと団子をつくる

あんこはたくさん作って布をかぶせて置いておく。団子は、人が来る度に、蒸してついて柔らかくしていた。昔は電子レンジがなかったので、蒸していた。

初市の日には、色んな人が家に来ていた

親戚や友人以外にも、あまり知らないような人も、家に来ることがあった。もてなすために、必ず市だごを出していた。

益城町ぎゅぎゅっとマップ

図書館で、市だごについて資料がないかと相談した際に、最初に見せてもらったもの。ここ数年で出来た、町のPRマップ。

益城町ぎゅぎゅっとマップ

市だごは、毎年3月の第1土・日曜日に行われる「木山初市」で販売されるお団子で、もともとは、商業の町本山で開かれる初市に来るお客さんをもてなすためにふるまわれていました。多くの人が並んで買うほどの人気商品で、益城町で愛される食べ物のひとつです。
〔写真提供〕JAかみましき益城支所

益城町ぎゅぎゅっとマップ

取材を終えて

昔は、電子レンジ含めて、色んな状況が違ったのだと思います。その状況も含めて想像を膨らましてみると、市だごを通して色んなことが分かってきそうだなと思いました。
また、家に色んな人が来るという状況が、どんな感じだったのか想像したいけれど、まだよく分からない感じがします。でも、とっても賑やかで、とっても豊かな光景なんだろなという気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?