【過去記事2018.05.26】スイッチを押すとき
普段、外ではしっかり者として通っているのに、
家の中でだけ、私にだけ。
情けなくてだらしなくてみっともない姿を見せてほしいな。
お外では頑張っているんだから。
家の中では、思いっきり、私に依存してくれていいんですよ。
家に帰って、私に「おかえり♥」と言われた瞬間、
今の今まで立派だったあなたは、可愛いマゾさんになっちゃうんです。
でも。
そんな関係続けていたら。
私と一緒に外出したら、
お外でも、あなたのマゾな一面が出てしまうかもしれませんね。
今日はあなたとデート。
一緒にランチを食べて、一緒に映画館で映画鑑賞。
「良い作品だったね」なんて感想を言いながら、喫茶店に入るんです。
コーヒーを注文して、向かい合って座ります。
お店の中は、お客さんも少なくて、リラックスするBGMが流れている。
まるでそこだけ時間の流れが違うような、そんな素敵な空間。
あなたの目を、対面から見つめながら、私は言います。
「おかえり♥」
その言葉で、あなたのスイッチが入ってしまう。
マゾのスイッチ。
今すぐにでも私に甘えたくなる。
私に、ありのままの姿を晒したくなる。
でも、ここは、家の中じゃない。
そんなことはできない。
葛藤しているあなたに、私はまた言います。
「お・か・え・り♥」
くすくすと微笑しながら。
細めた目を、あなたに向け続ける。
眼をそらすことができない。
耳をふさぐことができない。
「ほら」
店員さんが、コーヒーを持って、私たちの席に近づいてきます。
私は、あなたを見つめたまま、
「ほら、鳴きなよ♥」
あなたは、どんな顔を見せてくれますか?
お前は、どんな声を出してくれますか?
マゾのスイッチ、いっぱい作っていきましょうね。
いつでも。
どこででも。
あなたが、マゾになれるように、ね。
ふふっ♥
ん? サポート、してくれるんですか? ふふ♥ あなたのお金で、私の生活が潤っちゃいますね♥ 見返りもないのに、ありがとうございます♥