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そろそろハライチのターン!への愛を語りたい

私が”TBSラジオ ハライチのターン!”と出会ったのは1年前のことだ。
当時イラストレーターの仕事をやっていた私は口さみしさならぬ耳さみしさを感じ、あらゆるところがイカれていたが笑いのセンスだけは確かだった当時の恋人に「なにかおもろいBGMはないか」と聞いたところ、「かもめんたるの聞き流しコントとハライチのターン!がおもろい」と教わった。

かもめんたるがおもろいのは知っていたが、ハライチにはあまり興味がなかった。とりあえずYouTubeでかもめんたるの聞き流しコントを聞きながら絵を描き続けた。イヤホンで聞いていたため、リビングで一人絵を描きながら時々むふふと笑う私を母は大層気持ち悪がっていた。

一日中作業をしていたため、あっという間にかもめんたるは全部聞き終えてしまった。仕方がないので、YouTubeで”ハライチのターン”と検索した。
※当時は知らなかったが、YouTubeへのラジオのアップロードは違法だし聴取数にカウントされないので、ラジオを聞くならRadikoを使うべきである。(とは言えYouTubeにあるフリートーク集などか聞き始めてハマるケースも多いため、目をつぶっているのが現状なんだとか)


私が最初に聞いたのは、ハライチ岩井氏(以下敬称略)のフリートークまとめだ。これを聞いたとき、衝撃が走った。

ビビビ、だ。

ラジオなのでもちろん映像はなく、ただ岩井が日常で起こったちょっと面白いことや嘘を、淡々とした口調でしゃべり、澤部氏(以下敬称略)がツッコむ。

それが、まあ~~~~~おもしろい。

岩井のトークネタは大抵、スーパーに行った話とか、庭の除草をする話とか、ネタ自体は大したものじゃない。しかし、話術が、ものすごい。聞いている者みなを引き込むしゃべりなのだ。

そして岩井の話をさらに面白くさせるのが、澤部の絶妙な相槌とつっこみだ。

ツッコミ芸人は、いかにセンスの良いツッコミをするかに命を懸けている者が多いが、澤部は違う。岩井の話をしっかり聞く。岩井の話が明らかに嘘でも、「うん…」「うん…?」「うーん?????」と言いながら、聞く。そして止められないのをいいことに岩井の嘘はどんどん加速し、最高スピードまでいったところですかさず澤部の「嘘だね!!!!!!」が入る。最高である。ハライチ特有のノリボケ漫才の芸風が垣間見える。私は漫才よりもトークの方が好きなくらいだ。

このトークの面白さは、やはり二人の仲の良さが関係していると思う。幼稚園から一緒の幼馴染である二人は、学生時代はずっと一緒に遊んでいた。お互いのことをよく知っているからこそ、澤部は岩井を一番面白くする方法を知っているし、岩井は澤部への信頼でのびのび好きに話すことができるのだろう。

私はあっという間に”ハライチのターン!”の虜になり、岩井のフリートークを全部聞き、澤部のフリートークを全部聞き、”ハライチのターン!”の過去会を全部聞いた。イラストを描いていない時でも聞いた。気持ち悪がる母親にも聞かせた。今は妹がハマっているらしい。

これは余談だが、あまりにずっと聞いていたために薦めてきた彼が岩井勇気に嫉妬し始め、やっぱりイカれてるなと思った。面倒くさいし彼のオススメにガッツリハマっているというのも少々癪だったので「もうあんま聞いてない」と言いながら食事睡眠風呂以外の時間はほぼずっと聞いていた。イヤホンのしすぎで少々中耳炎のような症状があった。


その後私は”ハライチのターン!”の番組のみならず彼ら自身のことも大好きになり、岩井のオリジナルTシャツやエッセイを買い、最近ではクイックジャパンのハライチ15周年特別号(4/24発売)を買い、今は毎週金曜日の朝、前夜に放送された”ハライチのターン!”をRadikoで聞くのを生きがいにしている。万が一あのラジオがなくなったら私の人生は終わるので、どうか一生続けてほしいと思っている。一生聞くので。


この記事を読んで”ハライチのターン!”に興味を持ってくれた方は、ぜひ一度Radikoで最新回を聞いてみてほしい。固定のコーナーやお決まり事もさほどないので、芸人の深夜ラジオの中では比較的初見殺しではないと思う。

とは言えやっぱりある程度の情報(岩井がマザコンだとか、メゾネットタイプのマンションから大家さんの部屋に引っ越しただとか、澤部は個室ビデオのゴミ箱のティッシュの中から生まれただとか)を知っていた方がより楽しめるから、大声では言えないがYouTubeでフリートークや過去回を聞いてほしいという気持ちもある。


かなり長くなったが、”ハライチのターン!”愛であればまだまだいくらでも語れる。薦めてきた彼とはその一月ほど後に別れ(岩井のせいではない)語り合える相手がフリートークしか聞かない妹のみなので、仲間ができたら非常にうれしいと思っている。mixiがあればコミュに入って語りたいがLINEのオープンチャットで語りたいほどではない。






ということで今日はこの辺で。ハライチ澤部佑と!岩井勇気でした~また来週!また!



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