子どもの気付きから学ぶ。たくさん学ぶ。

子どもから教わることはたくさんあります。
毎日のようにいろんな気付きをもらいます。

そして今日もとても大きなものを受け取りました。
そんな内容の話です。

娘が布団に入って寝ようとしていました。

いつもは、1人で寝てくれたらいいなと思い、私はやりたい事を済ませてから様子を見に行くようにしています。
でも、側に行くまでにで何度も「おかあさん来て」と呼ばれる日々。

それなのに、今日は呼ばれない。

おぉ今日は1人で寝られるんだな、と思いながら用を済ませて様子を見に行くと、娘はまだ眠っていませんでした。

そして、私が来たのを確認すると、ものすごく嬉しそうな声で

「あ!やっぱり来た!待ってみようと思っておかあさん呼ぶのがまんしたんだー。呼ばないと来てくれないっていう思い込みをなくそうと思ってたの。」

って言われて。

私はびっくりしました。
いやいや、びっくり仰天です。

ええ!? 思い込みをなくすって!?  私なんて、うん十年生きてきて最近やっと思い込みはいらないものだって気付いたのに? そしてそのいらん思い込みをなくすのにめちゃんこ苦労してるのに??? ってなって。

なんなのこれは?
あなたはそんな事考えながら生きてるの?
小学生の頃の私は何も考えていなかったよ?
ってなって。

そして、この人は大丈夫だって思った。
生きるの上手だなって。

そんな事が起きたものだから2人とも興奮してしまい、早く寝てほしいのに(私は)、早く寝たいのに(娘は)、たくさんのおしゃべりをしました。

その会話の中でも、お互いに小さな気付きがいくつかあって。
とても充実した時間を過ごしました。

はぁ。
子どもの気付きはすごい。
そして、子どもたちからは教わることがたくさんあるな、と改めて思いました。


・・・と。
ここまで書いて気付いたことがあります。

これって、信じていることが現実に投影されるというものの1つの例じゃないか!と。

今回の例で例えるなら。

娘は、「寝る時にお母さんはそばに来てくれない」と信じている。
たから、私を呼ぶ。

そばに来ると信じていたら、呼ぶことはしないですから。

だから、いつもおかあさんは来てくれない、という現実が娘の目の前に起こる。


そして今日。

その信じていることを疑って「お母さんは来てくれない」という思い込みをなくそうとしてみた。

おかあさんは来ると信じて、おかあさんを待ってみた。

そしたら、お母さんがそばに来てくれた!という現実が起こった。

そう。
「お母さんは来てくれない」という現実は、娘が作っていたんですね。


今回の例のように、実は全ての現実が自分の思い込みでできている。

そんな事思ってもいないし願ってもいない!と感じるような現実もあるかもしれない。

でも、本当の自分の奥を深堀りしていくと、自分の思い込みがそのまま現実として出来上がっていることに気付く。

たくさんの情報を見聞きして、そういうものだと頭では知ってはいた。
でも、今日の出来事で、それを完全に腑に落とすことができました。

というわけで長くなりましたが。

「子どもの気付きから学ぶ話」をしようとしたら、実はこれは、「思っていることが現実になって現れる」ことの一つの例だと気付いた話でした。

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