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実践にうつすということ。

モリゼミ9月のクローズゼミも終了しました。
シルバーウィーク対応のため、noteあげるのが遅くなってしまったー

私的モリゼミおもしろさ:チームカラー

5月から走ってきたモリゼミもついに5ヶ月目。
クローズゼミも10月の振り返りを残すのみ。
今回のゼミでは、各チームごとにこれまでの学びを実践にうつすためのプロジェクトを話し合いました。
何をするかというところにももちろん学びはあるのですが、各チームの発表を聞きながら、それぞれのチームにますます特色が出てきているなーと感じています。それがモリゼミのおもしろさだなあと。
ということで、いま、感じているままに、各チームの特徴など考察を備忘的に書きます。(外から見ているだけなので、内実は違うところや、ちょっと上から目線な点はお許しください。)

1)デンマーク🇩🇰チーム

TAでもあるゼミ長が率いる、モリゼミ最大勢力、デンマーク。
ゼミ長も勢いがあれば、メンバーもグイグイ系の人が多く。
他のチーム以上に、『打ち手』を最初から大切にされてたように思います。
人数が多い分、まとめるのも、進めるのも大変だったのではと思いますが、チーム内での役割分担が最初からとってもうまくできていた気もします。
発散系のトーク(雑談)に流れそうなところを、ビシッと研究モードの、前に進む議論にするということを、何人かのメンバーが仕切ってくれていたと噂に聞いています。
私も、チームビルディングの支援に入るときには、早めに『グランドルール』を決めてもらったりしますが、それは、場が膠着したり、煮詰まったときに「私たちはこういうことを大切にしてるよね」「ここを目指してるよね」と立ち返るものがあると、誰かを悪者にすることなく前に進めるようになるからです。
あと、このチームは、各メンバーの行動量も圧倒的に多いように思います。
文献調査などのインプットも幅広く深く行われてますし、打ち手へのアクションもたくさんやってますし。
というところから、デンマークチームは、チームビルディングと行動量が特徴なのかなーと。

2)エストニア🇪🇪チーム

エストニアは、IT、デジタルガバメント、がテーマなので、刺さる人にはめっちゃ刺さるし、疎い人にはなかなか難しい国。(私見です)
なので、プレゼンなんかも、ちょっと間違うと専門的な言葉も多くなっちゃうし、わかりにくいものになっちゃうところが多いんですが、そこを絶妙なバランスで仕上げていらっしゃるなあと感じてます。
はたから見ていると、ちょっと頼りなくも見えるゼミ長をみんなが愛を持って支える構図が見えてくるけど、実は、それができているのも、ゼミ長が熱い想いを持っているからですよね、きっと。
まさに、優しさのチーム。そこがこれからの実践で、優しさだけじゃなく、厳しい議論を戦わせたりしていくと、さらに一皮剥けてくるんじゃないかなあと、密かに期待しています^^

3)オランダ🇳🇱チーム

立ち上がり期には、専従メンバーも少なく、難しさを感じることも多かったと思われる、オランダチーム。
でも、徐々に勢いづいてきているところに、後期メンバーとして、面白く力強いメンバーが2人も入ってきて、ますます力強くなって行きそうな気配がすごくしています。
とても勢いあるし、話し出したら止まらなく、愛らしいゼミ長がぐーっと他のメンバーを引っ張り上げているのかなと^^
このチームはLearning by doingがキーワード。このキーワードが出てきてからぐんと勢いがついたように思います。デンマークチームのように、ここから行動量が上がってきて、学びも深くなっていくんだろうなあ、そのときに大切なのは、コミュニケーションの頻度とリフレクションかしら?なんて妄想しています。

4)そして我が台湾チーム

一見、あっさりしてるんだけど、バランスの良いチームかなあと感じています。頭の回転も早いけど、情熱的な面も持っているゼミ長。
それぞれに思いを持ちつつも、その日の議論の流れや、方向に応じて、役割をしなやかに変更しつつ、前に進もうとしていくのが台湾メンバーだなあと。テーマが『政治』なので、ともすれば、自分はこう思う、こうなんじゃないかな、こういう話もあるらしくってという議論になりがちで、そういうのが好きな人は楽しいんだけど、そんな机上の空論・想像の話ばっかりしててもしょうがないじゃんって思ってしまう人にとってはつまらなくなってしまったり(かくいう私が最初それで結構ストレスだった)だったんですが、次第に、上述の議論ができるようになっていったように思います。
ここから、小さな実践を積み重ねながら、大きな理想は描きながら進んでいけるといいですよね。頑張りましょう。

最後に)ここからの実践に向けて

現場があること、今ここの知識を深めることが重要だなと個人的には思っています。
海外の叡智や歴史、ワザを学ぶこともとっても意義があるのですが、表面的なエッセンスだけを真似てみるだけでは勿体無いなと思うのです。
それを、日本に、私たちの暮らしに生かしていくには、なんで今それができていないかを知る必要があるなと。
・そんな手段があるなんて知らないから ってこともあるだろうし、
・この制度や慣習が邪魔している ということかもしれないし、
・やる気の問題 ということなのかもしれないし。
海外の叡智と現実の行き来を重ねることによって、知識に深みが生まれるし、より本質的に変えていけたりもするのかなと。
そういう意味でも、このチームごとの考察は、実践にうつす前の足元を確認するという意味での私なりのセーブポイント。
そして、叡智を言語化するメディアチームの活動もとっても楽しみ。

あと1ヶ月、楽しんで走っていきましょー。

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Yurie
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!