Perfumeの近未来感の正体

Perfumeの魅力を言語化してみようじゃないか👀
ってことで記事を書くことにしました。
Perfumeを知らない方向けというより
既にPerfumeが好きな方にもっと好きになってもらいたい!という意思で書いた記事になっています。

※この記事を書くにあたって「perfume Live 2021 polygon wave」を参考にしました。
ライブを視聴してこの記事を見ると記事の内容が染みて理解出来ます。(アマプラ会員の方はそのまま視聴できます。会員でない方も無料期間があるので実質無料で視聴できます)
↓リンク

https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.456dc6fc-e764-4f24-b42c-728d5f60f948&ref_=atv_dp_share_mv&r=web

Perfumeの魅力である「近未来感」を構成する3つの要素

・テクノポップ
・高いダンスのシンクロ率-人間が踊ることによる微細なズレ
・ライブの演出

この3点の掛け算によって近未来感が出ていると考えます。もう少し掘り下げてみます。

1.テクノポップ

繰り返すメロディーと電子的な音が近未来感を生んでいます。

2.高いダンスのシンクロ率-人間が踊ることによる微細なズレ


Perfumeの対照的な存在としてMMDを挙げます。

「人間だけど機械的」なPerfume
「機械だけど人間的」なMMD

PerfumeとMMDは似て非なるものですが
MMDに近未来感を感じるでしょうか?

Perfumeに僕たちが近未来感を感じるのは彼女たちが「人間で自分たちと同じ存在であるから」なんですね。

ダンスのシンクロ率-人間が踊ることによって生じる微細なズレ=近未来感、リアリティーと仮定します。
MMDで微細なズレをあえて作ることでperfumeと同じ近未来感が演出できるかと言われたら答えはNoだと思います。(デレステのmvがいい例)

3.ライブの演出

1と2で説明した近未来感とは今の自分たちとPerfumeの間にある2次元的な距離感でしたが
自分がライブ映像や演出を見て感じた近未来感は3次元的な距離感によるものでした。

恐らくperfumeの本質的な魅力はここにあるように思います。そこには同じ空間にいるけどあと少し手の届かない距離。機械的だけど人間な彼女たち。そこには彼女たちによって作られた世界観の壁がありました。(呪術廻戦でいう帳みたいな)

その世界観の壁をより体感出来るのがperfume live 2021 polygon wave でした。

コロナ明けということもあり、まだ歓声が聞こえず拍手の音と音楽だけが会場に響きます。
ただその静謐さも演出としてかなり良い方向に作用したライブだと思いました。perfumeの世界観がより際立っていました。

53:45〜 polygon wave この記事を読んだ方にはこのシーンを絶対に見ていただきたいです。

精密に踊る彼女たちに合わせて無機質かのように見える多角形が呼応して動きます。
Perfumeの世界観をより感じられる1曲です。

総括

雑な締めですが、この記事が読んでくれた方の良いPerfumeライフの一助になれば幸いです。
あと樫野有香さん、是非お付き合いしましょう。結構ガチです。








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