月食に どんどんお参り 行ってきた④〜平将門公からのメッセージ
前回「月食に どんどんお参り 行ってきた③〜日本人にとって、とても大切な場所」はこちら
私は22年ほど前、大手町にある会社でサラリーマンをやっていました。
当時はあり得ないくらいめちゃくちゃ忙しかったです。
徹夜は日常茶飯事、
日付が変わってから帰宅する、土日出勤も当たり前、
最終電車に乗れて帰れたらラッキー!…っていうレベルの忙しさでした。
そんな風に仕事でかけづり回った大手町。
大手町は私の青春の記憶が宿る、懐かしい場所です。
大手町と言っても、私はかなり東京駅よりのエリアで勤務していたことと、
当時はバリバリの「3次元人間」だったので、近くにこの首塚があることを全く知りませんでした(恥
今思うと、「改修前の首塚にも行ってみたかったなあ」と思います。
そんな青春の思い出に浸りながら、新しい「将門の首塚」に到着します。
この日は、新しい首塚がお披露目になってすぐの頃でした。
ネットニュースや、SNSで他の方の投稿、
そしてここを管理する神田明神のHPで見た通り、とても綺麗で現代的…!
そして本当にオフィス街のど真ん中に建っている!(驚
そしてびっくりしたのが、平将門公がいらっしゃったこと。
供養塔の後ろに、どどぉーーーーーーーん!!!といらっしゃいました。
ところで、あなたは、「平将門公」と聞いて、どんなイメージがありますか…?
多くの方は、
・そもそも知らない
・「日本三代祟り神」の一つ(他は菅原道真公、崇徳天皇)
…というイメージをお持ちなのではないでしょうか…?
もしくは、とても勇ましいイメージ…場合によっては、野趣あふれるイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
しかし私が感じたのは、武将としての勇猛さももちろんとても感じるのですが、
それだけではなく、すごく凛とした気品あふれる、雅さというか美しさもお持ちで、
かつ、とても知力あふれる、人としても器の大きい方だな、と感じました。
政治家としても、武将としても、破格の存在感というか。
将門公の圧倒的な存在感に、ただただ見惚れてしまいました。
そんな魅力あふれるお方です。
とてもじゃないけれど「祟り神」なんていうのは失礼だな、と感じました。
将門公は朝敵だのなんだの言われています。
しかし、圧政に苦しめられ、厳しい生活を強いられていた東国の人々にとっては、将門公は新しい時代を切り開く、まごうことなき英雄でした。
なので、祟り神などなんだの好き勝手を言われている今でも、将門公を慕う人たちは、東国の民衆はもとより、徳川家康公など多くの武将、そして現代に至るまで、深い崇敬を集めているのだろうな、と理屈抜きで感じます。
お参りをさせていただいた後、しばらく首塚にいて、将門公からのメッセージを受け取ります。
天音結里愛:
「将門公、本日は初めてこちらにお伺いさせていただきました。
初めまして、私は天音結里愛と申します。
本日はここに来させていただき、ありがとうございます。
将門公の器の大きさというか、、人々を思う愛と言うか、うまく表現はできないのですが、
今もなお、この東京や日本をお見守りくださっている将門公のたくさんの思いにとても胸打たれています。
千年以上も、ずっと東国やそこに住む人々をお見守りいただき、本当にありがとうございます。」
平将門公:
「そなたもよくここに来たな。
いろいろ知っていくといいぞ。
表(表面、世間的)で言われていることと、真実は違うことがある。
人それぞれ、立場が違うと同じ事実であっても受け止め方が違う。
それは仕方のないことじゃ。
しかし、人々がそれぞれの生き方や人生を大切にし、周りと助け合っていくことで、この東国も日の本の国も、栄えていくし、
疫病や災害でも揺るがない。
わしがどう呼ばれるかよりも、
わしがしていることは、人々それぞれが己の役目を果たしながら、穏やかに豊かに生きられること、
この国が栄えていくことを望んでいるだけである。
分かる人には、分かれば良い。
ただそれだけじゃ。」
(将門公の圧倒的な溢れる大きな愛に、ウルウルくる天音)
天音結里愛;
「将門公…ありがとうございます。(ウルウル)
だからこうして、平日昼間にも関わらず、多くの方がこちらにお参りに来たり、
多くの方が、将門公を崇敬なさっているのですね。
本当にありがとうございます。」
私がメッセージを受け取っている間も、ひっきりなしに周囲のオフィスにお勤めの方や、参拝客の方がいらしていました。
天音結里愛:
「ところで将門公、『日本三大祟り神とか怨霊』言われたり、いろんな創作物に「祟り」とか「恨み」カテゴリで扱われたりしてますけど、それについてはどうお思いになられていますか?
例えばそう、「帝都物語」とかー!」
…と大胆な質問をしてみる私w
平将門公:
「ああ、いろいろ言われているようじゃのう(笑
皆、よういろいろ考えるもんじゃ、
わしも感心しておる(笑
千年前のことは、後の世の者にはあずかり知らないところもあるだろうし、
たとえ当時生きていた者とても、その立場によって見方は違うだろう。
そのような形であっても、後世に『その時代にどんなことがあり、どんな人物が、何を目指していたか』、知る機会になれば、それで良い。
なぜなら、『ちゃんと分かる者には、わしが何を目指していたのか、いくら時代を経ても、しっかりと、必ず伝わっている』はずじゃ。
その思いをくんでいる者に、伝わっていれば、それで良い。」
将門公のあまりのお心の広さに、ますます胸打たれる私。
天音結里愛:
「失礼なことを聞いてしまったかもしれません。失礼いたしました。
将門公のそのお気持ち、私も伝えていきます。」
平将門公:
「そうじゃそうじゃ、そなたは己のなすことをなせ。
私がそうしたように。
現世(うつしよ)に生きる者にしか出来ないことは、たくさんある。
その中で、そなたが私のことを伝えてくれるなら、それほど嬉しいことはない。」
天音結里愛:
「まっ、将門様あぁぁ〜〜〜〜〜(涙」
千年の時を超えて、将門公が多くの方に崇敬を受けておられるのも、体感で納得した私でした。
こんな素敵なメッセージをいただき、
一気に将門公のファンになってしまいました←w
首塚の周囲に目を移すと、あちこちに将門公の紋・九曜紋があしらわれています。
元々の石碑も建っています。
こんな素晴らしい首塚。
東京駅から比較的近いので、ぜひご興味がある方は、参拝にいらしてみてくださいね。
茨城県にある、将門公の終焉の地とされる國王神社さん、胴塚がある神田山延命院にも、近々お参りに行きたいなあ、と思います。
平将門公、
そしてずっと将門公を崇敬し、お守り下さっている皆様、
ありがとうございました。
丸の内線に乗って帰ります。
久しぶりに懐かしい塗装の車両を見て、胸がキュッとなります。
この後、再び将門公からメッセージをいただきました。
こちらの記事をどうぞ。
「平将門公からのメッセージ・その2」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?