生前整理について Ⅳ

さて、前回の続きです。

新緑の木漏れ日


今回の売却はあくまでも生前整理と言う観点からによるもので、実際不動産売買については、注意点がいくつかあります。
まず複数の不動産会社に見積もり(査定書)はとりましょう
お客様の為に良いサービスを心掛けている会社もあれば、そうでもない会   社も残念ながらあります。また、大手の会社、地域密着型の小さい 会社もあります。売却目的も様々のため、得意とするところと合った会社を選ぶのが良いと思います。
次に売却依頼から契約、受け渡しまでの流れをしっかり確認しましょう。
今回のように建物が建っている場合など、更地で引き渡すならば建物の解体
をしなくてはなりません。 解体の期間や、費用なども見積もりが必要です。これが結構大変です。
そして税金の問題です。相続した不動産を売却した時も税金がかかりますが、生前整理の売却の際ももちろん掛かります。更に贈与するとなると贈与を受ける側にも掛かります。なんでこんなに税金ばかり取られるのか~と誰しも思う ところではありますが、ここはしっかり専門家に相談しておきましょう。

ざっくりすぎて分からない!と思うかもしれませんがとにかく面倒な事が多いのです。面倒な事だらけと言ってもいいかもしれません殆どの人は。しかしそれを相続が始まってからしようとしたら、もっと面倒でそれが原因で兄妹間不和の始まり、、にもなりかねません。実際、相続が争族となるケースがとても多いのです。

私も工場内の片づけに行きましたが、一日行くだけでも少し負担に感じてしまいました。仕事の休みを取り時間を掛けて実家に着いて、作業を手伝って、妹は実家に近いから何回も来ていると聞けば妙なストレスも感じ、、。

こんな感じを親がいない状態だったらどうでしょう。なかなか簡単には運ばないと思います。大きな資産がある人より、ごく一般的な人の方が何かと揉めるケースが多いとも聞きます。そう言う意味では、母に感謝です。母もこれで肩の荷が下りたと言っておりました。細かい事はまだまだありますが、ゆっくりやっていけばいいのです。忙しいとボケる暇もありませんので、健康の秘訣とも言えるのではと心から思いました。

レモンミント


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