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畑を諦めるのをやめた


私が畑を好きになったり、畑と関わるようになったのは、父が家の土地の一角を畑にしてから
私は小学校二年生だった
東京のマンションに住んでいた時は、畑とは無縁の生活だった
一軒家に引っ越した時に、父が仕事の傍ら畑作業をするようになった
とはいえあまり畑のものを食べた記憶がない
ひょうたんやへちまを育てているのは印象的だったけど…
私は飼っていたセキセイインコのためのハコベを摘むのに畑を活用していた
他にもぺんぺん草を摘んで遊んだり、シロツメクサで花輪を作ったり、雑草で遊ぶのが楽しかった

(その後畑はつぶされます
高校生の時にはなかったように記憶している)

話は飛んで、大学生になって彼氏ができた時に、料理があまりに出来ない自分に驚愕した(勉強さえしていれば、家事は手伝わなくてよいシステムだった)
野菜を買うにしても、旬の野菜がわからない…
本を買って、勉強した。栄養価の本なんかも買ったりして。まだインターネットを活用しきれてなかった時代…料理教室にも行ったなぁ

そうして社会人になって、縁あって、CSA農場に参加した
これはとても良かった
ちょっと手伝うだけで、すごくできたような気になってしまった…(気のせい、達成感あり)
料理上手なおばさんの畑ランチが美味し過ぎて、いっぱい食べて、作り方を聞いて勉強した
料理に関しては、ここで見聞きしたことがいちばん身になった気がします
本を読むより、実際に畑に出て種をまく手伝いをして、収穫したことでより鮮明に、野菜の旬と見分け方について知りました

卒後大学病院の附属に残って、週3でゆるく働いて、母からはもっと働きなさいと言われながら、朝ごはんの残りにさらに手を加えて、お昼に食べる技術を盗んだのもこの時期(母は料理を教えてくれなかった)
そして震災を経て、やっぱりもっと働こうとなった時に農場をやめました
週5で働き出すとお手伝いが出来なくなったから

そして更に色々あって(結婚・出産)

子供と一緒に畑をやりたいなーと、今度は自分で畑を借りることに

CSAでは指示されたことを断片的にやるばかりで、全体が見えてなかった

借りた畑は、農具などの資材だけでなく苗や種も用意してくれて、いつまでに〇〇しましょうとか、植える場所まで指示して教えてくれる
区画毎にほとんど同じ野菜が同じように植えられていて、でも陽射しや虫の影響でひとつとして同じように育っている区画はない
面白いな〜でも、
何だか息苦しさを感じてしまって…

ちょっと遠いけど、また違う畑にチャレンジすることにした
そこは、向かう途中の景色も大好きな私のパワースポットになった
とはいえ息子が駆け回る、追いかけていると全然畑作業が出来ず、指示がなく自由すぎるのでいつ苗を植えたらいいのかもわからない…雑草だらけの上、適当にやると、適当な野菜が出来ました😂
前の畑は本当に手取り足取りよくしてくれていたな。。。
それぞれの良さがあるんですよね
(でも掛け持ちは出来なかった)

そんなこんなで更に妊娠して、出産前には旦那に除草をお願いして、しゃがむこともまともに出来ず、悔しい気持ちでいっぱいでした
おしんとか、映画大地とかでは妊婦がギリギリまで畑で働いていたけど、あれは本当にすごいと思う…

そんなこんなで、ちゃんと自分で畑を借り始めてからは3年、自分なりに畑に向き合ってからは10年超ですが、初心者に毛も生えてないような状態…
いまだに雑草だらけの畑を見て、旦那や父からもうやめたらと言われましたが…
やめるよりむしろ、より課金して栽培補助を受けることにしました

畑を諦めるのを辞めました

手を掛けて目を掛けて、自分の食べる野菜を自分で自給できるようになりたい

そんな壮大な夢をみてる今があります

追加しました

今は無理でも、10年20年後にはできるようになっているはず…

とにかくやってみる

今の畑で出来るようになっても、場所を変えれば土が変わってまた出来なくなるかもしれないから

ちゃんと観察する目や頭を養いたい

息子と一緒に畑を楽しみたい

教えることは出来ないけど、一緒に考えながら、経験していこうね

娘、振り回してごめんね

数年後には一緒に楽しもう


今年育てた丸ナス

今、娘11ヶ月で働いていないのを母に最近注意されていて
今書きながら、昔も注意されてたなぁと思い出しました
いつまで経っても変わらない自分

変われない自分

そんな自分を感じました

追記
久しぶりにタグ付けサーフィンをしていたら

安っ
尊徳⁉️(大好き)

いいなぁ…‼️
でも遠いーーーより手が掛けられず、私には無理かな。。。
でも素敵です

キャンプ場は行ってみたい

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