見出し画像

レースで勝つための作戦とは

今年から活動を開始したユース・ジュニア育成プロジェクト
『YURIFit ESPOIR PROJECT』

プロジェクトの狙いは北海道ジュニア・ユースの競技レベル向上と活性化です。

スポーツそれぞれの競技には、追求して取り組まなければ、わからない世界がたくさんあります。

それはこの自転車競技も同じで、高いレベルを目指して戦ってこそ、この競技が教えてくれるたくさんの大切な”コト”というのがあります。
これが社会に出ていく上(プロ選手になっても、ならなくても)で実は非常に役に立つものなのではないかと。
でもこの”コト”は中途半端な姿勢で競技に取り組んでも得られないんです。


本気の 本気で 競技と真摯に向き合う。

競技をするならばこれが何よりも重要だと考えています。


今まで、そして今の北海道の自転車競技レベルは決して高くありません。
しかし、決して、北海道の選手が特別に弱いわけではないと思っています。
通用しないわけでもありません。
トレーニングの仕方やレースの仕方を"知らない" だけなのでは と。

そんな北海道の状況を変えたくてこのプロジェクトを始めました。

私が考える 北海道の競技レベルの低迷の原因はHPで大きく2つほど挙げています

北海道内のレース数の減少(道外への遠征機会の減少)
モチベーションの低下

が主な原因と仮定しました。
YURIFit ESPOIR PROJECTには北海道外への遠征を行いロードレースを学び、それをまた北海道に持ち帰り、地元のレースで他の選手にフィードバックする そんな狙い、副産物も目論見にありました。

画像1

今回の道新杯では 正に その理想形を彼らは実現してくれたと思います。

中学生のレースではマスターズ、レディースクラスも相手にスタートからレースをコントロール

画像2

最終的には1名脱落しましたが、YURIFit ESPOIR PROJECTを含む3名の先頭グループを形成し、小集団スプリントに持ち込みました。

画像3

彼らの走りは他の選手に衝撃を与えたのではないかと思っています。


高校生のレースでは終始、チームワークを発揮した動きで攻撃

画像4

画像5


繰り返し行われた攻撃で徐々に人数を減らし、最後はいいメンバーでレースを運ぶことが出来ました

画像6


C-1
優勝 泉選手 YURIFit ESPOIR PROJECT
2位 高橋選手 YURIFit ESPOIR PROJECT
5位 永留選手 YURIFit ESPOIR PROJECT

画像7

ジュニア
優勝 佐藤選手 YURIFit ESPOIR PROJECT
2位 島崎選手 YURIFit ESPOIR PROJECT
4位 梅津選手 YURIFit ESPOIR PROJECT

画像8

細かな反省点は置いておいて
まず事前に決めた作戦通りにレースを実行したというところが何よりも評価されるポイントだと思います。
他の選手からもいい連帯であったと評価を頂いています。

佐々選手のレースレポートを読ませていただくとYURIFit ESPOIR PROJECTは活性化の核となれる可能性を秘めていることは確信しました。

では私は選手にどんなオーダーをしたのか

どのようにして作戦を練ったか

これについてズバッと 簡潔に 紹介していきます

ここから先は

2,193字 / 5画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?