出前もしてくれる町中華の名店を新規開拓した

退院当日の夕ご飯は出前にした。

これまで出前＝皿うどん一択だったが
我が家御用達の町中華名店が15:00までの営業だったため
新規開拓を試みる。

人手不足の折、そしてUbereatsなどないわが街で、Takeoutはあっても配達してくれるのはピザくらい。

慣れぬ検索作業でようやく探し当てたのは、ちょいちょい不安要素のある口コミのこのお店

”一軒家を改装して、中はモダンに仕上げられているが、外装は昭和の香りがたっぷり漂う”

”ザ地元のお店です、車で走っていてもなかなか見つけられないと思います”

”入るのが躊躇われる外観だが、なかなかコスパも味もワンランク上のお店”

娘は一瞬の迷いもなく「かつ丼」リクエスト
病院食に飽きた私は濃い味期待で「生姜焼き定食」

この時点で選択肢は2つに絞られる。

息子へかつ丼と生姜焼きどちらがいいかLINEすると、勤務終了のJust一分後に「かつ丼で！」と元気よく回答が入る。

私：オトーサンはどっちかな。
　　いや、その前に今日の夕飯いるかどうか聞いてみようかな。

娘：ひど。

本当に何と意地悪なツマであろう。反省してオットへもどちらが良いかLINEする。
しかし中々レスが入らない。

私：これってさ、選択肢があるようでいて実際は一択
娘：だね。かつ丼と答えようものなら・・・・
私：決死の覚悟で正直にかつ丼というか、泣き泣き生姜焼きとするか
娘：今頃超悩んでるよ

オットは我が家唯一の２L体形のため、何かというとターゲットにされる。

6分後、生姜焼きとの模範解答が入り、一件落着。

時間通りに配達されたかつ丼2つと生姜焼き2つは、湯気が出るほど熱々で「おうちの味！」な、どこかホッとする馴染み深い美味しさだった。

こんないいお店が近くにあるんなら、時々は出前でもいいねえ。

私の入院で、色々と変化があった。
出前もそうだし、
いつの間にかオットがゴミ出し担当になってるし
せかす人がいないのを良しにして朝風呂するヤツが出たり

いないといないで何とかなっていく。

それもいいもんだなあと思う。