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あなたが頑張る理由はなんですか

「よく頑張ってるねえー、
 どうしてそんなに頑張るの?」

そう聞かれて、
「ちゃんと」答えられる人って
何人いるんだろう。

……

わたしのまわりには
「頑張りやさん」が多い。
真面目にこつこつ、地道に頑張る人たち。

それはオンラインサロンでもそうだし、
会社でもプライベートでもたくさんいる。

多分その人たちにその問いかけをしたら、
ちゃんと返事は返ってくると思う。

「自分のこと好きになりたいから」
「自信を持てるようになりたいから」
「人に認められるようになりたいから」

きっと、そんなふうに。

頑張りやさんは、自分のことを、
「足りてない」と思ってることが多い。
たくさんの足りてない部分を、
「頑張ること」で補おうとする。

でも、がむしゃらに頑張って、
走って走って疲弊して、
ある日突然心がぽっきり折れたりする。

……

わたしは最近、
「頑張り続ける」には、
(頑張る、じゃなく、頑張り続ける、ね)
「頑張ること」を細かく因数分解する
必要があると思っている。


「自分のことを好きになりたい」
って、どんな風に?
何ができるようになったら、
自分のことが好きになれる?

「自信を持ちたい」
って、どういう状態?
自分がどうなれば、自信を持った状態なの?

「人から認められたい」
って誰に?
どんな人にどんな認められ方したら満足?

……

「自分のことを好きになりたい」は、
容姿がコンプレックスなのか、
仕事ができるようになりたいのか、
コミュ力上げたいのか。

「自信を持ちたい」は、
モテたいだけなのか、
褒められたいのか、
自尊心を持ちたいのか。

「人から認められたい」は、
上司なのか親なのか世間なのか。


「…全部だよ!!」

って声が聞こえてきそうだけど、
人はすべてを求めると
ひとつも手に入らない、
と、思う。

少なくともわたしは、
頑張りすぎた20代、
その頑張りに見合うだけの見返りは
何ひとつ得られず、
身体と心だけ消耗し続けた。

それは多分、思考停止で、
「がむしゃらに頑張ってれば
 いつか報われるでしょ?」
と思ってたからだと思う。

よく「適切な努力」って聞くけど、
大事なのはそれだと気づいたのは
だいぶあとになってから。

この間
オンラインサロンのマネタイズに関する
動画を見た時に、やまけんさんが言ってた、

「目的達成のために徹底的にリサーチする」
「無駄な努力はしない」
「最短距離を考える」

も、これに通じるところがあるなあ。

きっと成功している人は、
「努力のパワーのかけどころ」
の判断が抜群にうまい。
だから欲しいものが手に入る。

……

頑張るのは素晴らしいこと。

でも息切れしないように、
「考えながら」
頑張らないと、心が折れるよなあ。


適切な努力が苦手な自分に、
忘れないようにメモ。

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