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桜林直子さんと東京で雑談してきた~"サクちゃん聞いて"~

このnoteは東京のカフェで夕方書いた。
京都人のわたしがなぜ東京にいたかというと、これに当選したから。

片道2時間以上新幹線に乗って初対面の人と「雑談」をしにきたのである。

こんな経験人生にあるだろうか。
おもしろすぎるよなあと自分で脳内ツッコミしてしまう。

というわけで今日の唯一無二の体験を書いてみる。
先に言います、多分長いです。

■桜林直子さんとは

桜林直子さんプロフィール

1978年生まれ 東京都出身。2002年に結婚、出産をし、ほとなく離婚してシングルマザーになる。洋菓子業界で12年の会社員を経て2011年に独立し「SAC about cookies」を開店する。現在は自店の運営のほか、店舗や企業のアドバイザーなども行なっている。noteにて「シングルマザーのクッキー屋の話」などを投稿している。娘のあーちん(現在15歳)は、2012年(9歳)より「ほぼ日刊イトイ新聞」てマンガ、イラストで連載中。 
(注:サイト"She is"からプロフィールお借りしました)
note:https://note.com/sac_ring

noteでは多数のフォロワーがおられる方で、わたし的には「事象や心理について解像度を上げて言語化する達人」だと思っている。

その達人っぷりがわかるのが、おそらく一番有名な桜林さんのこのnote。

このnoteに衝撃をうけた人は多いと思う。わたしもうけた。

■わたしが桜林さんとお会いすることになった経緯

わたしが初めて桜林さんを知ったのは「セブンルール」というTV番組。

セブンルールは「気になるあの人の7つのルール」を深堀りする密着番組で。
そこで桜林さんが密着の際に語られる話に心を打たれ、その後noteを読んでさらに衝撃を受けて。

だから「いつかどこかでお会いできたらいいなあ」なんて一方的に思っていて。
年始の"やりたいことリスト100"にも「桜林さんと会う」って書いた。
というのも、本を出版されるという話を前にちらりとされていたから、出版イベントとかあるんじゃないかなあ、そんなのあれば行きたいなあ、みたいな気持ちで「桜林さんと会う」って書いたんだけど。

すると年始に目に飛び込んできたのがこのツイート。

読んだ瞬間、行きたい!と思って募集要項を読み込む。
がしかし、桜林さんのフォロワーは2万人越え。対して募集枠は30人。
しかも告知ツイートからは半日経ってしまっている…。
「あああ~」と思いながら応募ボタンをぽちり。

すると当選したのである。マジか。

■桜林さんと会ってきた

そして雑談当日。
東京のとあるカフェではじめまして。
設けられた時間枠は90分。

勢いで来たものの、最初、「雑談」って何をテーマに話すんだろう?ってとまどいがあった。

しかもわたしは人見知りだしコミュ力が高いわけでもない。
がしかし、着席するやいなや終了まで、一度も話が止まることなく弾んだ。

というのも桜林さんがぽんぽん話を展開してくれるし聞き上手だから、つまるところ「気まずくない」し「安心してコミュニケーションが取れる」んだよね。

初対面の人と話して"楽しい"って感じられたのは初めてかもしれない。

内容はやっぱり夢組・叶え組の話から、人の持つ欲の話、学校教育と就活は無理があるって話、セブンルールの撮影裏話…
90分なんて感じないぐらいあっという間だった。

いやー、めちゃくちゃ面白かった…!

そしてテレビで見ても素敵だったけど、会ってもやっぱり素敵だった。(そして美人さんだった)

■"安心して話せる"とは

にしてもこんな風に初対面の人と安心して話せたことが不思議で、桜林さんにも伝えたんだけど、つまるところ
「仲が良い&深い=安心して何でも話せる」
わけでは必ずしもないんだよねーって話になった。

仲が良いからこそ相手の気持ちを気づかって「この話はやめとこう」って思ったり、パートナーに「嫌われたくない」って思って自分の気持ちを言わずに蓋をしたり。
そんなことってあるよねって。

今回みたいに、お互い相手の素性を知らないけど、ネット上での何らかの共通項を持って会う相手っていうのは、安心して話ができるのかもしれないね、と。
(もちろん桜林さんのコミュニケーションの取り方が心地良いのは大前提としてあるけども)

わたしもいくつかのコミュニティの中でも"お稽古ごとの仲間"が一番気楽で安心して話せるんだけど、それは友達とも家族とも違う、ほどよい距離感と利害関係の無さからきてるのかもしれない。
多くの人が「近しい濃い関係性の人」と「社会的に浅く広く付き合う関係性の人」との間を行き来してて、安心して"雑談"をする相手ってけっこう少ないのかもしれないなーなんて思ったな。

■今日一日を終えて

摩訶不思議な経験だったわりに、むちゃくちゃ緊張したわけでも、疲れたわけでも、よっしゃー!って達成感を感じるでもなく
「なんか面白かったな~楽しかったな〜」
ってふわふわした気持ち。

今日の経験が"種"になって何につながるのかはわからないけど、東京に来てよかったなーと思った。
私のモットーが"まずはやってみて感じてみること"だから。
言語化したり咀嚼したりはもっと先でいい。

■近々本を出版されるそうです

冒頭でも書いたけど、3月19日に桜林さんが本を出版されるとのことで。

今からとても楽しみにしてる。


桜林さん、今日はどうもありがとうございました!!

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