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頑張りを抑える勇気

しばらく書いてなかったnote。
でもさっき筋トレでダンベルを上げてたら突然書きたくなった。
ので、書く。

私の運動歴は、やめたり復活したりしながら、今のとこ9年目。
最初の6年は自宅で自己流でやってて、ここ3年ほどはトレーナーさんに見てもらっている。

もともと大の運動嫌い。
高校以降30歳までほぼ運動をしなかったから、今でも運動は自分の中では
「頑張ること」
にカテゴライズされるもの。

でも今のトレーナーさんに出会って、ちゃんと基礎から指導してもらったら、びっくりするぐらい身体が変わった。
姿勢、体重、筋肉。
今まで見たことない変化に楽しくなって、めちゃくちゃ頑張った。
それはもう、トレーナーさんが
「むちゃくちゃ頑張りますよね」
というぐらい。

そうこうして一年ぐらいした頃、とある動作で腰を痛めた。
それはもう、日常動作に影響するぐらいに。

頑張りに頑張って、ノリにノってる時だったから、それはもう凹みまくりで。
頑張りたい気持ちはあるのに、身体が動かせない。

なんでーーーーーと思いながら、腰痛改善の体操を地道にこなす日々。

半年ぐらいで回復したのち、思ったのが、
「またハードにできる!!」
ってことだった。

でももちろんトレーナーさんは、

「いや〇〇さん(私)はやりすぎる傾向があるから、ちょっと強度をゆるめましょう。何よりも継続が大事です。」

ってわたしを諭した。

当たり前の判断なんだけど、その時の私は、

「いやいや、やる気あるって言ってんじゃん!
腰治ったし、大丈夫だし!!」

と不満100%。

結局しぶしぶ方針にしたがって、今もゆるーい感じで継続してて。
でも最近になってようやく、トレーナーさんの言いたいことがわかってきた。

というのも、最近、トレーニングのことだけじゃなく、
「頑張ること」
「休むこと」
この2つについてよく考えていて。

わたしは、〇か×か、白か黒かで考えがちな性格で。
「休む」=「さぼる」
だと思い込んでた。

でも、今日のトレーニング(現在はスカイプでトレーニングを受けている)で、

「最近、200%で頑張り続けて、ある日ぽっきり心や体がダメになるよりも、70%ぐらいの力でずっと継続していく大切さみたいなのをひしひしと感じてて…」

と言ったらトレーナーさんが、

「そうですね。時には頑張りを抑える勇気も必要です。」

って言って。

この言葉がいまの自分にはすーっと入ってきた。
昔は全然受け入れられなかったのに。

頑張らなきゃって、行き過ぎた気持ちを抑えること。
それは決してさぼるという意味じゃなくて。

自分の心を無視して頑張りを自分に強要させるんじゃなくて。
心地よい頑張りをゆっくり続けていくためになにが必要か。

これから時間をかけてゆっくり考えていきたい自分の課題だなあ。

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