血圧のお話[4]

血圧が高いまま放置しておくと以外な結果を招きます。
何かの拍子で急上昇しやすくなることがあります。

[3] のお話の中で
交通事故に遭って無傷なのに救急車に乗ったら血圧を測られて200近くまで上がっていた というくだりです。

これは友人の経験談なのですが、私にも似たような経験があります。

以前、少し大きな資格試験にチャレンジしたのですが

その時の私にはあまり時間がなかったので合格を急ぎました。

合格を急いだ私は
「この試験に落ちたら人生は破滅する」
という暗示を自分にかけて一心不乱に勉強していました。

私は仕事が終わると毎日予備校のような所に通って勉強していました。

その授業の中で突然抜き打ちテストがあったのです。

私は人生の破滅を賭けて勉強していたので当然受講者の中で成績はトップクラスにいました。

人生の破滅が賭かるとかつてない集中力が出て、自分は案外勉強に向いていたことを発見したほど学習が進んでいました。

そのような状態がしばらく続くとテストでの成績が上位にいなければ気が済まない心境になっていました。

その時に抜き打ちテストという言葉を聞いたら

首の後ろに雷が落ちたような感覚を覚え、首筋から頭にかけて全体的に痺れたようになり、体が硬直してか動かなくなってしまいました。

あの時の血圧は多分250を超えていただろうと思います。

その予備校の受講者の多くが大学生で、社会人は少なかったのでクラスの中で私は年をとっている方でした。なので成績が上位であることになおさら強くこだわったのだと思います。

今思うに、この心理はかなり体に良くないですね。

テストの問題は簡単でした。私は安定の満点をもらいましたが

一度こういう目に遭うとちょっとしたことで似た症状を繰り返すようになり、気になったので脳外科を受診しました。

脳のCTと首のレントゲンを撮って

「検査結果は異常ないです。症状は一時的なものでしょう。この症状が繰り返すのはそのときのショック状態がクセになっているのではないかと思います。」
という診断でした。

「まだお若いので心配ないです。ゆったりとした気持ちで受験して、ダメなら又受ければ良いですよ。」と励まされて気持ちを入れ替えました。

あの時私は若かったので、そのクセは時間をかけて治りました。

時間をかけて治しながら、びっくりしないような訓練も平行して なんとかその後の試験も合格できました。

しかし、その20年後にそのクセが再び出ました。
この続きは明日に🙋 と言いたいのですが、

少しお話しが長くなっているので、今回はこのへんにして続きは又の機会にさせていただきます。


血圧の急上昇はクセになりやすいです。年をとるとこのクセがあると危険⚠️です。ご注意ください。

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#今日はこれくらいにしといたろ

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