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吉本興業が新たな劇場を有楽町にオープン!コロナ禍でオープンに至るまでの苦労とは!?

ニッポン放送で40年近くラジオに携わってきた上柳昌彦アナウンサーが、東京・有楽町に関わる様々な人をゲストに迎え、有楽町の魅力やそこで生きる人の思いを聞くポッドキャスト番組「有楽町ひとさんぽ」。

今回のゲストは、この夏、有楽町に吉本興業がオープンした新たな劇場「よしもと有楽町シアター」の支配人・星座庸子さん。コロナ禍という逆風の中、劇場をオープンした経緯を伺います。

よしもと有楽町シアターの支配人に突然の任命

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どういうきっかけでよしもと有楽町シアターの支配人に?

コロナで自粛中の5月に「『よしもと有楽町シアター』をやってくれ」と言われました。それまではずっと千葉県のよしもと幕張イオンモール劇場を担当していたので、「有楽町に劇場開くんだ。へー」ぐらいのイメージでした。

コロナがなければもっと早くオープンする予定だったとか

4月25日オープン予定でした。4月頭に「もしかしたら有楽町もやってもらうかも」と言われて、正式に異動を命じられたのは5月でした。「コロナ期間に全部引き継いでくれ」って言われたんです(笑)

8月8日にオープンというのはその時決まっていたんですか?

決まっていなかったですね。どうなるかが私達も読めて無くて。他の劇場もずっと閉まっている状況で再開するのはいつなんだとみんなで模索している時だったので。ただいつでもオープンできるように準備だけしといてくれと言われていました。

コロナ対策で最前列2席は客入れなし

こけら落としのステージがすごいですね。

こけら落としは木村祐一と千原ジュニアのトークライブを行います。コロナ禍で劇場の人数制限は30%になりました。キャパ205人のところ60席。吉本のルールに合わせています。

席はどれくらい開けるんですか?

イスの並びは列でいうと2席空けですね。うちの劇場は元映画館で背もたれが高めにありまして。席と席が普通の劇場に比べてめちゃめちゃ広いんですね。足がゆったりというか。ただ舞台上にアクリル板を立てていた時期もありましたが声が聞き取りづらいらしいです。

アクリル板一枚入ると声が聞こえにくいんですよね。

それも色んなことがあって。舞台上に関しては通常の漫才マイク1本でアクリル板を置かずにしゃべる。そのために最前列2席にお客さんを入れない。3列目から客入れをしています。

映画館のイスは笑いを吸収するイスだった

映画館のイスを使ってらっしゃるんですよね

私からしたら「このイス最高だな」と思って。どこの劇場よりも一番いいイスだというふうに思っていたんです。ところがこの前視察に来た芸人に聞いたら「これは笑いを吸収するイスだな」と言われて。どういうことですか?!って。

笑いを吸収するイス(笑)

普通だったら落語や寄席公演の劇場のイスは背もたれがほぼないと。もしあっても腰まで。ちょっと前のめりになって夢中になって見るイメージがある中、これだけゆったりしたイスだと前のめりな笑いがこない感じがすると危惧していました。

有楽町が持つ豊かさはランチ!?

そんな星座支配人が考える有楽町の豊かさは?

毎回、ランチで何を食べるかの楽しみがハンパなく(笑)みんなでどこのランチがいいのかってみんなで話して。色んなビルのテナントを写メして、「ここにこんな店があるぞ」って教えあって。でもよしもと有楽町シアターには2〜3人しかいないんですけど(笑)

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全編はポッドキャスト「有楽町ひとさんぽ」で公開中
よしもと有楽町シアター 星座庸子支配人が出演。「有楽町ひとさんぽ」はポッドキャストで聴くことができます。全編無料です。​

「有楽町ひとさんぽ」は、有楽町の街の新しいテーマソングを公募するプロジェクト「有楽町うたつくり計画」と連動した超ローカルポッドキャスト番組です。有楽町で働く方、生きる方をゲストに迎え、街の魅力や歴史、展望などを伺っていきます。

<有楽町ひとさんぽ>
毎週月曜日、最新エピソード配信予定。
「有楽町うたつくり計画」公式サイトほかポッドキャストで聴取できます。

<有楽町うたつくり計画>
有楽町の街の新しいテーマソングを創り上げる楽曲募集企画。
一次審査通過者は、音楽プロデューサー・本間昭光さんとのワークショップを通して、楽曲をブラッシュアップし、有楽町の”まちうた”をつくりあげていきます。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.1242.com/project/yurakucho

「よしもと有楽町シアター」 Information
住所:東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル2階
電話:03-5962-9361


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