美味しくないものの良さ

情報化が進んでいる世の中では評価のベクトルがかなり局所的に固定化されています。
『食』で例えると「美味しさ」と「インスタ映え」の2択くらいしか評価基準がなくて、もっとベクトルが増えれば人生楽しいのに、とつくづく思います。
というのも私は『美味しくないもの』の良さってすごいあると思っていて、美味しいということと同じくらいに美味しくないって素晴らしい可能性を内包していると思うんです。
『美味しくなさ』の良さは、コンビニ飯を食べている時につくづく思います。うわこれこんなに高いのに美味しくないな〜という資本主義の中での紛争の中で生活をしてしまっているという情けなさと自分のバカさ加減に対する面白さに評価ができます。
また懐かしさもあります。懐かしいものは美味しいというより懐かしい味なだけな気がします。
世の中は『体験』よりも『情報』に重きを置くことが多いですが、美味しいという目先の情報よりもそこから感じる心情について目を向けるのが本当の食の楽しみ方だと思います。

言いたいことの半分も書けてないですが、今日は短めにしときます。
明日は短歌でも書きます。


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